愛車テネレ(XT660Z)

【廃車】バイクでバイクを牽引してみた(準備編)|新型テネレ700&旧型テネレ(XT660Z)

まいど、メタボンです(@metabon1975

先日、こんなツイートをしました。

こんな人に向けた記事です
  • バイクでバイクを牽引できる?
  • バイクで牽引の方法を知りたい
困ったちゃん

廃車済みのバイクを整備工場へ運びたい。ロードサービスだと割高だしバイク同士で牽引できないかな?

メタボン

道路交通法では許可されているので、安全に配慮して移動すれば大丈夫!

(第十一節 第五十九条より抜粋)自動車の運転者は、牽引するための構造及び装置を有する自動車によって牽引されるための構造及び装置を有する車両を牽引する場合を除き、他の車両を牽引してはならない。ただし、故障その他の理由により自動車を牽引することがやむを得ない場合において、政令で定めるところにより当該自動車を牽引するときは、この限りでない。

自動車の運転者は、他の車両を牽引する場合においては、大型自動二輪車、普通自動二輪車又は小型特殊自動車によって牽引するときは一台を超える車両を、その他の自動車によって牽引するときは二台を超える車両を牽引してはならず、また、牽引する自動車の前端から牽引される車両の後端(牽引される車両が二台のときは二台目の車両の後端)までの長さが二十五メートルを超えることとなるときは、牽引をしてはならない。

出典:Bikebros

当方も初めての経験ですが、手続きや記録を残して行くので参考にしてね。

仮ナンバー発行に必要なもの

  • 本人確認書類(運転免許証、保険証)
  • 抹消登録証明書(廃車済み)
  • 自賠責保険(コピー不可)

仮ナンバーは住んでる地域の区役所で発行してもらえる。事前に持参物を確認すると「自賠責保険」が必要と言われたのだが所持してない。廃車手続きの際に破棄してしまったのだろう。会社近くのバイク屋で新規加入してきた。1日だけの移動なのだが、最低でも1ヶ月からでしか加入ができないそうだ。又、テネレは廃車手続きを終えているので、車検証ではなく「抹消登録証明書」を持参した。通常であれば車検証を持参すれば良い。

抹消登録証明書

練馬陸運局で廃車手続きした際にもらった「自動車検査証返納証明書」。名前が違うが先に出た「抹消登録証明書」と同じ書類となる。

自賠責保険

コピー不可なので原本を持参。

仮ナンバーを発行してもらった

何度も繰り返し貸し出されているのだろう、結構ボロボロなプレートがやってきた。「15−15」と「イコーイコー」と語呂が良かった。

Amazonで牽引ロープを購入

額賀さんの新型テネレ700に引っ張ってもらうにも2台を繋ぐロープが必要。Amazonで「牽引ロープ」で検索するとヒットしたのがこれ。

後は何処に括り付けるかという問題とカーブでの挙動への不安。信号で停車した急坂の途中とか大丈夫だろうかw

メタボン

遠回りしてでも急坂を避けたルートを選んで行くよ

旧型テネレを牽引するに至った経緯

実は昨年の6月に愛車テネレのエンジンが逝きました。詳細についてブログやYouTube動画にまとめる予定でしたが、全てが完結していなかったので投稿を控えてました。

南アフリカでオーバーホールしたのが仇となった

テネレの強靭なエンジンが逝ってしまった背景には、南アフリカでのオーバーホールが原因と睨んでます。修理してからの走行距離はおおよそ8,000km未満一生大切にするという気持ちもあり、大きな出費を覚悟して望んだ修理でしたが、それが仇となりました。

日本で再度エンジンのオーバーホールを試みるも頓挫

日本では流通していないヨーロッパモデルの我がテネレ。YSPへ修理依頼するもパーツ番号を探し出すことや、スタッフの確保が難しい状況も重なりお断りされてしまう。なんとか復活でないかと蒲田のモトランドへ連絡するも修理のみはお断りしていると撃沈。復活の希望の明かりが徐々に消えていった。

モンゴルの大自然を元気に走ってほしい

モンゴルのラベンダー畑は美しすぎる

気持ちを切り替えて、モンゴル滞在中にお世話になったFOR TEC Garageの味戸氏への譲渡することを思いついた。味戸さんも同じ旧型テネレを所有していること、技術力も申し分ない実績があることもあり譲渡すれば我がテネレも元気に復活してくれると考え方を変えた。味戸さんも賛同してもらい譲渡する話はまとまった。

モンゴルの工場へ輸送する予定が頓挫

本来なら2020年の12月頃にはコンテナに入れて運ばれる予定だったのだが、コロナの影響でコンテナが中国で止まっており、いつモンゴルに到着するのか検討もつかない状況が続いていると連絡が入ってきた。コンテナの保管料も負担を考えなくてはならないので二の足を踏んでいる。

下駄バイクが欲しくなった気持ちが後押し

愛車のモンゴル行きが決まってから、空いた駐車スペースに下駄バイクが置けると考えるようになった。定期更新が滞っている理由はバイクがないから。厳密にはもう一台あるのだがコンテンツに使えるバイクではないので登場することはないだろう。

本来であれば新型テネレ700が置き換わってくれると嬉しいが、我が懐事情も冬の時代が続いている。とりあえずの下駄として不人気になった中古のビックスクーターでも購入しようか検討中なのだ。

キャンプ用具も余裕で入るし、道の駅などの駐車場へ放置しても全然気にならない。身の丈に合ったバイクかもしれない。唯一の不満は悪路が走れないことだろうか。ブッシュクラフトやパックラフトを楽しむコンテンツは作れそう。

ABOUT ME
metabon1975
2018年にユーラシア大陸横断 2019年にアフリカ大陸縦断を終えて日本へ帰国。 再度準備が整い次第、南米コロンビアから再スタート予定。 現在は旅先で増加した体重を落とそうと奮闘中。 今後はバイクツーリングやキャンプ記事を投稿します。