まいど、メタボンです(metabon1975)
先日、こんなツイートしました。
#ツーリングテント に求める条件
①2人用以上
②自立式
③前室が広い
④仕舞寸60cm未満
⑤ダブルウォール
⑥原色を避けた色
⑦耐水圧(1,500mm以上)
⑧重量5kg未満20/02/24 18:00に厳選テント公開https://t.co/v55AJXIlcs pic.twitter.com/w99M6GiSAj
— メタボン (@metabon1975) February 24, 2020
#ツーリングテント に求める条件 ①2人用以上 ②自立式 ③前室が広い ④仕舞寸60cm未満 ⑤ダブルウォール ⑥原色を避けた色 ⑦耐水圧(1,500mm以上) ⑧重量5kg未満 20/02/24 18:00に厳選テント公開 wp.me/p9cEmj-2d4
初めて買ったテントは「トレイルトリッパー2」
ソロキャンプを始めたら、最初に買わなきゃいけないのがテント。自分もバイクキャンプを始める際には色々と悩んだのが懐かしい。
人生初のテントは今や廃盤となっているスノーピークのトレイルトリッパー。前室が圧倒的に広くて質感高い生地が使われてて飛びついた記憶がある。
キャンツーに憧れていたものの、なかなかチャンスに恵まれなかった。
バイクのソロキャンプに向いてるテント選び
「テントは寝るためのシェルター」という意見もあるけど、一方で長期滞在する場面では1日をくつろぐ「家」にもなりえる。だからこそ、色々と想像を膨らませて選ぶ必要があると考えてる。
極端に言えば、良い天気の週末にキャンプ場で一泊する程度だったら、ホムセンで売ってる1,980円の激安テントでも全然余裕だったりする。
一方、登山目的の選び方なら軽さと収納幅で決めれば問題なさそう。バイク移動でソロキャンプとなると、どちらも最適とは言い難い。
貴方がソロキャンプを始めようとしていてテント選びで困っているのなら、この記事が貴方の案内役となってくれます。
どうぞ最後まで読み進めてみてください。
バイクでのソロキャンプに求める条件
長期旅で移動にはバイク旅又は自転車旅を想定。
季節:春・夏・秋(冬を除く)
ツーリングテントを選ぶ8つのポイント
- 2人用以上
- 自立式
- 前室が広い
- 仕舞寸法が60cm未満
- ダブルウォール
- 原色を避けた色(赤・黄・青)黒含む
- 耐水圧(1,500mm-2,000mm)
- 重量5kg未満
8つ挙げましたが、各項目を深掘りしていきます。
2人用以上のスペース確保(1人用除く)
バイクや自転車旅には沢山の荷物を積載している。野宿する際には防犯の観点からもテント内に保管がベスト。ひとり旅だから一人用を選ぶと手狭になるので注意。
バイクだとヘルメットやタンクバック、場合によってはリュックを背負っている人もいるだろうからね。
自立式テントを選ぶ
下にペグを打ち込まないと設営できないテントは避けよう。特にポールテントなんかが当てはまるだろう。テンマクデザインのパンダは色も形も可愛いので女子ウケするけど、設営場所の地面にペグが刺さらないと事件だよw
前室が広いくて開放感のあるものが良い
前室で調理を想像すると必要だとわかる。又、長旅の中では雨に降られることを想定すると前室が広いに越したことはない。前室のないテントでは一日中、締め切って過ごす羽目になってしまう。
仕舞寸法が60cm未満
アドベンチャー系のバイクならパニアケースを使う人も多い。収納幅が50cm未満であれば大体のパニアケースに入るサイズ。大きくても60cmまでのテントにしよう。
以前、横幅80cmのテントをリアシートへ括りつけた事がある。不格好だし横幅が出過ぎてて危険な場面があるから注意。
ダブルウォールテントを選ぶ
シングルウォールはインナー(内側)とフライ(外側)が別れてないタイプ。使用する記事も少なくなるので、総重量が軽くなるメリットがある。一方で雨が降り続けると雨漏りの原因となるので隙間が空くダブルウォールが良い。
原色を避けた色を選ぶ
山岳用はとても軽くて仕舞い寸法も小さくなるので魅力的だが、多くが原色の明るい色を使っていることが多い。理由としては遭難時に発見しやすくするためという理由がある。
道路脇で野営をする旅人は目立たないベージュ、グリーン系がベスト。
黄色:日中から夕方にかけて、虫が止まりやすので避けよう。
青色:雨降りの際には室内が暗く憂鬱な気分になりやすい。
黒色:晴天時には猛烈に暑くなるので避けよう。
個人的には海外ツーリングでは「黒」はお勧めできる。日暮れ前に安全な場所を確保して就寝。そんなスタイルであれば目隠しにもなり防犯面では有利です。
耐水圧1,500mm-2,000mmを選ぶ
耐水圧に関しては下は1000mmから上は10,000mmを越えるものまである。耐水圧が高すぎても問題が出るし、低すぎると浸水するのでバランスが肝心。
例えば、耐水圧が高い場合のメリットとデメリットを下記に記す。
高耐水圧のメリット
- 激しい雨や嵐に遭っても浸水しない
- 寒い時期は寒気の侵入を防いでくれる
高耐水圧のデメリット
- 通気性が悪く、結露の原因となる
- 夏になるとテント内が非常に蒸し暑くなる
耐水圧が高すぎると雨も通さないけれど、同時に通気性も悪くなるってこと。なので1,500〜2,000mm程の耐水圧がバランスが取れていると考えてる。
重量5kg未満を選ぶ
バイクでは比較的に積載重量は緩く設定している。登山と違いリアシートへ積載して現地へ運べるから。但し自転車に限っては軽いに越したことがない。
テント選びには最悪な状況下をイメージした上で選ぶことが大切。今回は冬をのぞいている季節なので雨と風に強いものが良さそうだ。
ソロキャンプで失敗しないテント選び
一人用テント
先にも述べたけど、ヘルメットやタンクバックなどがあるので防犯上、テント内に置いておくほうが良いので一人用は避けたほうが無難。自転車旅は一人用を持参している人も多いので好き好きで♪
ワンタッチテント
海外バイク旅へ出発する前にワンタッチテントを買ってしまった…。設営に慣れていないから手早くと考えたのだが失敗。上部接合パーツの破損リスクが高く嵩張るのでもう使ってはいない。
ワンポールテント
地面にペグが刺さればドーム型のテントよりも素早く設営することができるメリットがある。一方、地面がコンクリートの上では野営不可能。
テントの寿命
150日〜300日程度(使用日数)
ソロキャンプお勧めのテント10選
TenGer テンゲル
インナーサイズ:(約)210×140×(h)140cm
ロングキャノピー:(約)265cm
フライ:40Dナイロンリップストップ PU/シリコン 2,000mm耐水
インナー本体:20Dナイロンリップストップ
インナーボトム:70Dナイロンタフタ PU 2,000mm耐水
総重量:(約)3,921g
収納サイズ:(約)幅:50cm φ18cm
特徴
室内高140cmと高い
雨天撤収の際にインナーテントから撤収可能
ロングキャノピーがついている
GIVIのパニアケースに入る
弱点
天井が高いので風に弱い
生産終了につき購入不可
※改良された最新モデルが発売中↓
ヒロシさんお勧め!コールマンツーリングドームST(170T16400J)
ツーリングテントと言えば定番中の定番かなw
アメニティードームSと同じくらいに遭遇率が高い逸品。
繰り返しライダーからのフィードバックを繰り返しで完成。
芸人のヒロシさんも大絶賛していたツーリングテント!
特徴
他社に比べても、価格面で圧倒的にコスパが良い。
弱点
天井が低いので頭をぶつけます。
フライシートの向きが分かりにくい。
付属のペグがスグに曲がる。
●耐水圧:約1,500mm(フロア:約1,500mm)
●定員:1~2人用
●インナーサイズ:約210×120×100(h)cm
●本体サイズ:約210×120×100(h)cm
●収納時サイズ:約φ19×49cm
●重量:約4.4kg
出典:コールマン
ogawa ステイシーST2
どこかスノーピークのトレイルトリッパーを連想させるデザイン。
昔からツーリングドームとしては支持があるOGAWAのテント。
コールマン然りバイク旅に向いているデザインは似てるんだろうね。
前室が広くて、色はベージュでw
各社それぞれ似てても特色を出しているからよく観察しよう。
特徴
スノーピークのアメニティードームよりも前室の高さがある。
吊り下げ式インナーなので設営が楽ちん。
前室の3方向が解放できる。
弱点
そこそこ高い
- 重量:幕体/約2.7kg、ポール/約1.2kg
- 素材:フライ/ポリエステル75d(耐水圧1800mm)、内幕/ポリエステル、グランドシート/ポリエステル75d(耐水圧1800mm)、ポール/7001アルミ合金
- パッキング:約44×21×21cm、フレーム折り寸40cm
コールマンツーリングドームXL(170T16450J)
ツーリングドームSTが2人用に対してこちらは3名まで利用できる。
機能性も同様に居住空間を広くした商品。
現在、Amazonでは限定色のカーキが販売されている。
周囲とは被らないカラーが欲しい人はどうぞ。
特徴
他社に比べても、価格面で圧倒的にコスパが良い。
弱点
天井が低いので頭をぶつけます。
フライシートの向きが分かりにくい。
付属のペグがスグに曲がる。
●耐水圧:約1,500mm(フロア:約1,500mm)
●定員:2~3人用
●インナーサイズ:約210×180×110(h)cm
●収納時サイズ:約φ21×49cm
●重量:約5.6kg
出典:コールマン
スノーピーク アメニティードームS SDE-002RH
日本を代表するアウトドアブランド。
クッカーも燕三条で製作するという本物への拘りを持ち続けるブランド。
その拘りはテントにも随所に盛り込まれている。
コールマンのツーリングドーム同様にライダーからの指示がある!
画像から見てわかる通り前室がとても広くて雨が降っても安心。
廃盤のトレイルトリッパーの使い勝手を向上させながらもコストを下げた逸品。
特徴
風の影響を受けにくいデザイン。
弱点
前室の天井が低い。
撤収の際にたたみにくい。
● 材質:フライシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、インナーウォール/ 68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工、フレーム/ジュラルミンA7001+A6061(φ9.3mm+φ8.5mm)
● キャリーバッグサイズ:58×18×23(h)cm
● 重量:5kg
● 対応人数:3名
出典:Amazon
H3 MSR ハバハバNX
海外ツアラーには定番のMSR。
自分には超高級品なので憧れのまと。
特徴
圧倒的な軽さと機能美。
弱点
前室のスペースが小さい。
定員 2人 , 最少重量(フライ、本体、ポール)1540g, 総重量1720g, 収納 サイズ46×15cm
材質 フライ/20Dリップストップナイロン(耐水圧1200mmデュラシールド、ポリウレタン、シリコーン、コーティング)、本体生地/20Dリップストップナイロン、メッシュ/15Dナイロン、マイクロメッシュ、フロア/30Dリップストップナイロン(耐水圧3000mmデュラシールド、ポリウレタン、コーティング)
フロア、前室面積2.7、1.62平方メートル, フロア、前室容積1217、481L, 室内最大高100cm
出典:Amazon
アライ ドマドームライト2
全てがちょうど良い距離にある空間設計。
「土間」と「ドーム」が掛け合わされた名前。
インナーテントであぐら座りして火を起こす。
そんな使い方が似合うドマドーム 。
又、重量が2kgと軽い。
日々設営撤収を繰り返す旅には最高のテント。
収納サイズと重量を考えると自転車旅に最強。
耐水圧が不明なのでメーカーに問い合わせよう。
特徴
収納幅が34cmとコンパクト。
重量が2kgと軽い。
3本のポールで前室完成。
完全に自立するテント。
弱点
ベンチレーションが少ないので夏は猛暑
重量:2.0kg
主寝室:奥行120×間口210×高さ108cm
土間:奥行60cm 入口部分112cm
収納時:本体34〈44〉×20φcm
フレーム 38cm
耐水圧:不明
番外編
条件は満たさないものの、魅力溢れるテント達を紹介。
どれも個性的でドーム型を揃えたら追加したくなる♪
バンドックBUNDOK BDK-08
この価格と品質は他を抜いて出ているのでお勧め!!
以前は2名用があったが取り扱い終了。
耐水圧も3000mm!
特徴
コスパ最強クラス!
弱点
色がダサい
カラー/フライ:STRブルー・インナー:グレー
一人用・耐水圧/約3000mm
サイズ(約)/フライ:W200xD150xH110cm・インナー/W200xD90xH100cm
収納時サイズ/(約)W38xD15xH15cm
材 質/シート:ポリエステル・インナー:ポリエステルメッシュ・フレーム:アルミ合金
重 量(約)/1.88kg
組立式・収納ケース付
出典:Amazon
テンマクデザイン PANDA
見てるだけでインスタ映えしそうなフォルムに女子釘付け。
おっさんも、釘付けですはいw
特徴
圧倒的にデザインが優れてお洒落
弱点
自立しないので設営場所が限られる
耐水圧:1,500mm
収納サイズ:(約)430×240×130(高)mm
組立サイズ:(約)2,400×2,400×1,500(高)mm
インナーテントサイズ:(約)2,200×1,000×1,350(高)mm
重量:(約)2.26kg
出典:テンマクデザイン
ライダーズバイクインテント T2-466
DODのワンタッチテントはよく考えられてて、
構造的にも他社に比べれば強度が担保されているので安心。
特徴
バイクをテントに引き込める
フロアの耐水圧が5000mm!
弱点
接合箇所の破損が心配。
重くて嵩張ってしまう。
組立サイズ(外寸) (約)W215×D260×H140cm
インナーサイズ (約)W125×D200×H110cm
収納サイズ (約)直径20×長さ58cm
重量(付属品含む) (約)5.5kg
収容可能人数 大人2名
最低耐水圧 アウターテント:3000mm
フロア:5000mm
出典:DOD
ハンモックテントという選択肢
雨天時の設営は鬱陶しいのでハンモックテントという逃げ道も
ハンモックテントというものをご存知だろうか?
元お笑い芸人でYouTuberのヒロシさんがDDハンモックを使ってますね。
彼の影響もあってブッシュクラフトされている方々が愛用してます。
私はヘネシーハンモックという原型になったモデルを旅に持参しました。
理由としては地面が泥沼化している上にテントを張りたくないのが理由。
少し太さのある2本の木があれば5分も掛からずに設営が完了します。
下の環境に左右されないので極端に言えば小川の上でだって寝られます。
もし天候が悪い状況で、スグに寝て明日に備えたい。
そんな願いを叶える、魔法のアイテムかもしれません。