旅の道具達

海外貧乏旅で身を守る/催涙スプレー3選【熊/野犬/虎/暴漢対策】自転車旅 ベアースプレー ペッパースプレー

こんにちは、メタボンです。

先日、こんなツイートしました。

/ 【暴漢対策】海外野営旅 熊よけスプレーを日本から持参しよう 海外では買えないよ… \ 熊や虎がいるエリアでは、 熊除けスプレーがあると少し安心。 何もないのは無防備すぎ。 amzn.to/3atMNZE #熊 #虎 #襲う #暴漢 #催涙ガス #野営 #キャンプ


実は出発前に護身用として催涙スプレーを

日本から持参しようと情報を集めてた。

結局、予算が限られていたのでケチって買い控え、

海外なら必要なタイミングで購入できるだろうと

甘い読みもあって持参せず。

いや、甘かった…。

探しても、探しても、探しても見つからない。

結局、通過した国々では売ってなかったのだ。

理由がスペインに入って知る事になる。

特にヨーロッパでは犯罪に使用されることが多くあり

近年では国内での流通と販売が禁止されていた。

やっちった〜と後の祭りw

スペインの後はアフリカだったこともあり、

是が非でも欲しかったのだが、

諦めて護身にはナイフ一本と覚悟を決めた。

 

クマさんと格闘できますか?

クマと戦う覚悟クマと戦う覚悟

いやいや、戦えないっしょw

催涙スプレーを使うことも望まないけれど、

1本あるだけで安心感が違う。

海外の野宿ではとても心強いアイテムとなる。

国内でも熊が活発になる時期にも有効。

 

スコヴィル値で撃退能力が分かる

催涙スプレーを紹介する前に前知識として説明。

まず、スコヴィル値とは唐辛子の辛さを測る単位である。

つまり、この数値が高いほどに強力ってワケ。

催涙スプレーで対人間用で最強は18万SHU程。

熊用になると320万SHUになるから桁違いだ。

 

海外/国内別 お勧め催涙スプレー 3選

①カウンターアソールト(CA230)海外向き【油性】

カウンターアソールト 成分表カウンターアソールト 成分表

熊に遭遇した時に使う、アメリカ製の画期的なスプレー。

レバーを握ると、トウガラシエキスが5mから10m発射され、

その強力な刺激で熊や野生動物を追い払うことができます。

グリズリーの生息地として有名なアメリカのモンタナ州で開発。

スコヴィル値:320万SHU

有効期限は4年(最長5年)

 

②カウンターアソールトストロンガー(CA290)海外向き【油性】

 

 

カウンターアソールトストロンガー
カウンターアソールト ストロンガー成分表カウンターアソールト ストロンガー成分表

スコヴィル値:360万SHU

上記CA230を更に強化したもの。

どちらも飛距離が10m近いので、

海外旅へ出るなら2つのどちらかでOK。

くれぐれも誤射の自爆に注意!

 

③ポリスマグナム(B-609)日本向き【水性】

ポリスマグナム
ポリスマグナム成分表ポリスマグナム成分表

TMM社が米国で生産する日本国内唯一のOC催涙スプレー。

日本国内で護身用スプレーとして20年以上に渡る圧倒的なシェア。

全国の国公立機関・学校・地方自治体等にも多くの導入実績有り。

県警察本部でクロクマ(ツキノワグマ)用で正式採用。

スコヴィル値:18万SHU

水性と油性で分ける理由

暴漢対策に使うスプレー暴漢対策に使う

催涙スプレーは2種類ある

出典:日本護身用協会様

暴漢対策 =対人間/小型熊(水性

熊除け対策=熊/グリズリー(油性

製造過程で2種類の催涙スプレーに分かれる。

使う用途が主に熊除けと対人用に別れる。

 

催涙液は劇薬だから希釈が必要

原液は濃硫酸、濃塩酸と同等の劇薬!

そのまま使用することができないので、

薄めて使うことになるわけ。

その「薄め液」が油性と水性に分かれる。

油性→ベアスプレー(熊用)

水性→ペッパースプレー(暴漢/小型熊用)

 

油性は超強力

撃退スプレー使用例撃退スプレー使用例

想像してほしい、油性マジックはなかなか洗い落とせない。

熊除けスプレーも同様の理屈で長時間に渡り効果が持続する。

もし、人間に掛かってしまうと大惨事になる。

 

熊除けが最強!

催涙液の特徴催涙液の特徴

じゃあ、熊用を買えばいいんでしょ?と思った人、

おーっと、ちょい待ち。

原液を油脂で伸ばしてるから、皮膚粘膜に付着すると簡単に取れない。

もし、山間部で周辺に水辺がない場所で誤射して目に入ったら一大事。

使用する場所と目的によって使い分ける必要があるワケだね。

 

最後に

催涙スプレーで熊を撃退熊に襲われる

つらつらとお勧めの催涙スプレーを紹介してきたけど、

これから海外へ出発する旅人は日本から持参することをお勧めする。

先に触れたけど、海外では購入することが非常に困難だからね。

山奥で野営をしていると獣の足音だけで不安になるぞw

 

 

 

 

 

 

 

 

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metabon1975
2018年にユーラシア大陸横断 2019年にアフリカ大陸縦断を終えて日本へ帰国。 再度準備が整い次第、南米コロンビアから再スタート予定。 現在は旅先で増加した体重を落とそうと奮闘中。 今後はバイクツーリングやキャンプ記事を投稿します。