「CROSS MISSION2023」でお声を掛けさせていただいたオーナーさんです。関東を中心にオフロードを楽しんでいるので、Twitter(@FujipTenere700)をフォローすると有益です。
- テネレ700の購入を迷っている人
- 他のバイクと迷って決められない
- ワールドレイドを販売して欲しい
【No.10】fujiPさんにインタビュー
名前 | fujiPさん |
年齢 | 30代 |
身長 | 170cm |
職業 | 会社員 |
バイク歴 | 18年(ブランク6年) |
過去の所有バイク | HORNET250、WR250R |
情報発信 | Twitter(@FujipTenere700) |
テネレ700を選んだ理由を教えてください
主に千葉や山梨、長野方面で林道を楽しんでいましたが、林道を含む長距離ツーリングするには250ccのオフロードバイクでは厳しかった。テネレ700ならば高速で移動して林道と、どちらも楽しめると思ったことが購入のきっかけになっている。
100点満点でいうと何点ですか?
80点の理由
オンロードツーリングに絞れば100点満点。ただしオフロード走行するアドベンチャーバイクと考えると改善の余地があると考えていることが20点を差し引いた根拠となっています。今後の改良が気になるところ。
テネレ700の良いところ
四つ眼のフロントマスクと秀逸なデザインに惚れた。MT07と同じCP2の鼓動感にも大満足。
又、レギュラーガソリン仕様で燃費の良さも際立っている。国内外(欧州、アメリカ、東南アジア他)の社外パーツも豊富でカスタムして末長く楽しめる。
長距離も林道でも楽しめるミドルアドベンチャーバイクです。
テネレ700の悪いところ
重心が高く転倒して起こす際に車両重量以上に重さを感じること。右側転倒時に曲がりやすいマフラーステーが気になる。車体フレームへ直接繋がっており、影響が出るのではと不安要素がある。
その他にもフロントアクスルシャフトがフォークに直接ねじ込ませるなど整備性の悪さがネガティブポイント。
改善したところ
転倒時にマフラーハンガーが破損したこともあり、ハイマウントマフラーで対策している。
ご自慢のカスタム
- ハンドルガード
- エキパイ&スキッドプレート
ハンドルガード(アチェルビス製)
純正ハンドガードは樹脂製なので強度の高い社外品へ交換した。社外製は剛性の高いアルミ製で骨太構造の為、転倒してもレバーを保護してくれるので安心感がある。
エキパイ&スキッドプレート
エキパイ:スペシャルパーツ忠男(TE7-PB-01)
純正比1.8kg(3.4kg → 1.6kg)の軽量化が目的
スキッドプレート:ZETA ED(ZE55-2480)
ZETAは入手が容易なこと、堅牢なデザインだったので選びました。
タイヤの種類
フロント:MOTOZアドベンチャー リア:DUNLOP D908RR
林道では路面への食いつきが良くなり、特にヌタヌタした塗面ではグリップが向上して本領発揮してくれる。とはいえ、林道程度であれば純正のスコーピオンラリーSTRでも十分と考えている。
- スコーピオンラリーSTR:10,000km程度
- D908RR:4〜5,000km程度
過去に装着したタイヤ
BATTLAX ADVENTURECROSS AX41
BATTLAX ADVENTURECROSS AX41は固めのガレ場を走行すると車体が弾かれやすい印象でした。
VRM147(VeeRubber)
VeeRubberのVRM147はブロックが柔らかく、オフロードでも程よくグリップしてくれる。価格も安価なので気軽に履き替えられます。
テネレはこんな人にお勧めです!
排気量を活かし高速で移動して、林道等のオフロード走行を楽しむ人にはお勧めです。
長野県北アルプスを背景に撮影。
テネレ700でどんな冒険をしたい?
岡山県美星町などの星空が美しい場所へキャンプツーリングをしてみたい。
テネレ700の競合バイクは何ですか?
KTM790アドベンチャーではなくテネレ700を選んだ理由
テネレ発売と同時に予約殺到で売り切れると思い、バイク屋に駆け込んで購入。納車後に国内外のアドベンチャーバイクへの理解も深まり、KTMの良さも知りました。
乗り換え前のバイク
ホーネット250は超高速回転型のエンジンが印象に残っている。楽しいバイクだったけれど、低速トルクが細くツーリングには不向きに感じた。
他に所有しているバイク
WR250Rは非常に足つきが良い。テネレ700をローダウン・ローシート化したとしても、WRの方が足つきでは負ける。
テネレの足つきの悪さは、シートは幅が広く足がまっすぐに降りないことも理由の一つです。
テネレ700を追加した理由
日帰りで長距離オフロードツーリングがしたかったから。
テネレ700の新車価格はどう感じますか?
Ténéré700 | Africa Twin | Tiger 800 | F800GS | |
価格 | 1,287,000(税込) | 1,639,000(税込) | 1,731,300(税込) | 2,042,000(税込) |
排気量 | 688cc | 998cc | 800cc | 798cc |
車重 | 205kg | 250kg | 218kg | 256kg |
シート高 | 875mm | 830mm | 880mm | 820mm |
全長 | 2,370mm | 2,310mm | 2,215mm | 2,310mm |
全幅 | 905mm | 960mm | 805mm | 950mm |
全高 | 1,455mm | 1,445mm | 1,390mm | 1,460mm |
「世界のどこへでも、いつの日かバイクで出かけたい」という壮大な夢を描くには、その夢を叶えられる性能を本当に備えたバイクでなければならないと考えたからです。形はオフロードの雰囲気で、性能的にはオンロードバイクですという「ニセモノ」では、意識せずとも乗っているライダーが、なんかちょっと違うなと感じてしまうはず。
引用:開発ストーリーTenre700
Ténéré700は、1台で世界中どこにでも行けるバイクです!
テネレ700に求める改善点と要望
- ヘッドライトの揺れ
- 足つき問題
- マフラーステー
ヘッドライトの揺れ
ヘッドライトが車体にガッチリと固定されていないので光軸がブレやすい。
対向車から見るとパッシングしているように見えることもある。設計上の理由もあるかと思いますが、是非とも改善してほしい。
足つき問題
お尻をズラせば片足がベッタリつくので問題なし。足つきは慣れればなんとでもなるので、足つきで迷ったら即買いでいいと思います。
マフラーステー
右側への転倒時にマフラーの取り付けステーが曲がってしまう問題はハイマウントマフラーで対策していますが、個人的には曲がるように設計しているのかも知れません。
ワールドレイドに興味はありますか?
排気量 | 689cc |
エンジン | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
シート高 | 890mm |
車両重量 | 220kg |
テネレ700はABSのオン・オフ切り替えだったが、3つのモードを選択することができるようになった。右ハンドルにはスイッチで切り替えが可能。
- モード1:ABSオン
- モード2:前輪ABSオン、後輪ABSオフ
- モード3:前後ともにABSオフ
デュアルタンクが採用された23ℓの巨大タンクが最も特徴的である。連続渡航距離は500km程度まで伸びている。
スマートフォンに「MyRide」をインストールすることで連携が取れる優れもの。
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どんなところにも連れて行ってくれる懐の大きい、旅の相棒的な存在。
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特に比較はしていないですが、値段相応だと思ったのであまり気にしてません。