気になる海外のガソリン事情
海外で走っていてガソリンの品質を気にしたのが以下の3ヶ国。
- ロシア
- モンゴル
- アフリカ全土
ロシアのガソリン品質と価格
出発前の情報交換会で仕入れた情報では古いガソリンが残っていて、それを給油で入れられてしまうことがあるので匂いで判断すると教わっていたが、実際は大きなガソリンスタンドが沢山あるので、劣化したガソリンを入れることはなかった。
又、23リットル入るガソリンタンクなので給油には余裕があるのだ。
2018年6月頃の価格は1リッター辺り70円程
モンゴルのガソリン品質と価格
写真はモンゴルの悪路を抜けてアルタイへ向かう道中の一コマ。
ロシアと同様に劣化ガソリンが販売されているという情報があった。
外観と雰囲気で怪しい場所は匂いを感じて判断するようにした。
モンゴルは意外と種類豊富で95、92、80番台もあったけな。
2018年6月頃の価格は1リッター辺り120円程
アフリカのガソリン品質と価格
ガソリンバーナーのSOTO MUKAを日本から持参したが、アフリカに入ってから燃料詰まりが多発した。蓄積された煤を穿り返して清掃すると応急処置的に調理に使えるように出来るのだが3回調理する毎に一回程の燃料詰まりが発生。
富士バーナーへ連絡をとって確認を取ってみると、原因はどうやらガソリン品質が疑わしいようだ。確かにガソリンがSOTOの燃料吸い上げ口を真っ赤に染め上げていた。
品質が悪そうなアフリカ3ヶ国
- ギニア
- コートジボワール
- コンゴ
理由としては相棒の愛車CRF250RALLYがエンスト多発事件があったからだ。メカニックの彼曰く消去法で原因を消してゆくとガソリン品質が怪しいとなった。ガソリン品質が改善されたアンゴラ以降はエンストは一度も起きていない。
2018年6月頃の価格は1リッター辺り110円〜140円程(平均)
2018年7月頃の価格は1リッター辺り50円程(アンゴラ)
海外で一番高かった国
通過してきた国の中で一番高かったのがドイツだった。1リットルあたり2ユーロ(日本円換算 240円程)
※2019年11月 現在
海外で一番安かった国
アンゴラが一番安かった。1リットルあたり50円未満だった記憶。
しかし、売り切れ状態のスタンドが数多くあってガス欠寸前。産油国なのにガソリンが売ってないのか不思議だったけど、輸出がメインなので自国ではギリギリ行き渡る程度なのかも。
まとめ
旅の予算にも関わってくるガソリン代金。世界各国で品質と価格に随分と差を感じた。