【デカール沼 #2】テネレ700デカール選びの失敗と”漆黒”計画|ホイール交換の野望も?
まいどメタボン です(@metabon1975)
憧れの「Pol Tarrés(ポル・タレス)」スタイルを目指してスタートした、外装カスタム計画。 しかし、前回お伝えした通り、早々に「大きな壁」にぶち当たりました。
それは、ベース車両の色問題です。
私のテネレは、鮮やかなブルーのアルマイトリムが特徴的なモデル。 当初予定していたサンドカラーのデカールをあてがってみると…どうもしっくりこない。ホワイトのボディカラーでないため、隙間から覗く下地の色も気になる。 さらに言えば、バリバリのレーシングスタイルは、日本の静謐な風景や、私の旅のスタイルには少し「派手すぎる」気もしてきました。
「青リムを活かしつつ、日本の旅に馴染むシックなテネレを作りたい」✨
そこで私は、Pol Tarrésレプリカ計画を一度白紙に戻し、新たなデカール探しの旅に出ました。 たどり着いた答えは、引き締まった「ブラックベース」のデザイン。
しかし、画像を合成し、イメージを膨らませれば膨らませるほど、今度はあの美しい「青いホイール」が、全体の調和を乱すノイズに思えてくるのです。
「…いっそのこと、ホイールごと組み直してしまうか?」
今回は、デカール選びの迷走から始まり、気づけば「ゴールドリム化」や「チューブレスホイール製作」という禁断の領域(沼)まで妄想が広がってしまった、カスタム計画の記録をお届けします。
憧れのポルタレス仕様が似合わないかも
なぜ、憧れのポル・タレス化計画は幻に終わったのか? 前回お伝えした「断念せざるを得なかった2つの理由」について、本題に入る前にサクッとおさらいしておきましょう。

頓挫理由①:ブルーイッシュホワイトパールじゃない

先ずポルタレス選手のテネレは純白の”ブルーイッシュホワイトパール”がベース車両として採用され、魅力的に見えていたテールカウルの赤いは差し色は、赤いテールカウルの下地が隙間から見えているだけという予想外の事実が発覚💦

私の愛車は「マットダークグレーメタリック6」。 必然的に、隙間からチラ見えするのは「ブルー」になります。 想像してみてください。

サンド色のグラフィックの合間から、場違いな青色が顔を出す様子を…。 「……うん、なんか違う。」 完全に好みの問題ですが、この配色のちぐはぐさは、私の美的感覚がどうしても許してくれませんでした。
頓挫理由②:ブルーアルマイトのリム

極めつけはホイールです。私のテネレはリムが青いのですが、これと薄茶色のデカールの相性が……正直、最悪だと感じてしまいました。
なんというか、見ていて落ち着かないというか、チグハグ感が凄いというか。 「気にしすぎ」と言われればそれまでですが、一度抱いてしまった「コレジャナイ感」は、もう拭い去ることができませんでした。
ブルーリムに似合うデカールを探してみた

もちろん、そこで諦める私ではありません。 「サンド色が駄目なら、この青いテールとホイールを活かすデザインを探せばいい」
気持ちを切り替え、世界中のデカール市場をリサーチしました。 膨大な数のグラフィックキットの中から、青い車体にマッチしそうな候補をいくつもピックアップ。
中にはかなりイケてるデザインがありました。 ですが…これらをカートに入れた瞬間、ふと冷静になってしまうのです。「本当にこれでいいのか?」 どうしても拭いきれない”ある違和感”が、最後の決済を私に踏みとどまらせました。
俺には、派手すぎる…。
目につくのは、青ベースに「黄色(イエロー)」のアクセントが効いたデザインばかり。 確かに、この配色はヤマハの伝統であり、フル装備で泥を跳ね上げる「オフロードガチ勢」が乗れば最高に決まるでしょう。

レース車両としてのカッコよさは文句なしです。…ですが、私が求めているのはコンペティション(競技)の空気感ではありません。日本の風景を旅する相棒としては、少し「やる気」が出すぎてしまうのです。
落ち着いた大人の配色がよさそう

そもそも、私のテネレはタイムを競うマシンではなく、見知らぬ土地を巡る「旅の相棒」です。 泥だらけの林道だけでなく、歴史ある神社の鳥居前や、洗練された都会のカフェにも停めることになる。
そう考えた時、求めているのは「レーシーな派手さ」ではなく、日本の四季や街並みにスッと溶け込む「品のある配色」ではないか。
散々悩み抜いた末に、私はそんな一つの結論に辿り着きました。

つまり、あのレーシーなポル・タレス仕様も、私のファッションや用途とは「ミスマッチ」という結論に至ってしまいました。 全体のバランスを考えれば、諦めるのが大人の選択。
でも、やっぱり最高にカッコいいんだよなぁ❤️
Instagramで一目惚れしたテネレ700
- 黒ベースで落ち着いた配色
- 黄色ロゴが洗練された印象
- 金色との相性がとても良い
黒ベースに、”TENERE”ロゴは黄色で大人な雰囲気を醸し出している。
これならいつものファッションでも大丈夫だろう。
ブルーのリムは相変わらず似合わないが、方向性は間違ってなさそうだ。
考えがまとまり、即ポチった。
カーボンの“チラ見せ”が、大人カスタム!

「なぜ、この車体はこんなにもオーラが違うのか?」 一見すると普通の黒に見えますが、そこには決定的な秘密が隠されていました。
ぜひ、上の画像を拡大して確認してみてください☝️
……見えましたか? そう、ベースのカウルが全て「リアルカーボン」に換装されているのです。 カーボン特有の深みのある光沢、そして透けて見える繊維の網目。その上にグラフィックを載せるという、とんでもなく手間とコストの掛かった「本物のカスタム」だったのです。
デカールの隙間からチラッと覗くカーボン素材が、高級感をぐっと引き立ててる。
“さりげなく見える”のが大人のカスタムってやつですね。
高嶺の花、欲しくても手が届かないカーボンカウル
真剣に購入を検討したが💧
CARBON FOX製カーボンキット

商品説明
カウルパーツ類の純正パーツと比べ50%の軽量化を実現
重量:3678 g
素材:カーボン + ケブラー
⚠️ハンドメイドのため、+/- 5% の重量には誤差があります。




ポルタレス選手の車両も同商品で軽量化を実現している。
205kg ➡ 178kg。 叩き出した数値は、マイナス27kg。 フルカーボンの恩恵とはいえ、ミドルクラスのアドベンチャーでここまで贅肉を削ぎ落とせるとは…。

フロントのメーター周りもスッカスカだ、、、。
その執念と技術力に、ただただ脱帽するしかありません。
理想の大人カスタム、問題山積み!

頭の中でシミュレーションを繰り返すのはタダですが、いざ実行に移そうとすると話は別。 手間も、そして何より「カスタム費用」という現実が容赦なく襲いかかります。
しかも、元凶である「青いリムとテールカウル」問題は未解決のまま。 これらを一掃し、理想のスタイルを完璧に再現する唯一の解……それは、「外装のフルカーボン化 + ゴールドリムへの換装」というラグジュアリープランです。
「もし、これをやったら幾らかかるのか?」 恐ろしいもの見たさで調べてみたのですが……結果はドン引きするレベルでした。
というわけで、現時点で分かる範囲でざっくりコスト計算してみました👇
- デカール:約4万円
- フルカーボンキット:約48万円
- ゴールドリム組上げ:約32万円
- タンクの塗装:約1万円
💸 合計:ざっと85万円…!!
さすがにこれは無理!さすがに80万超えのカスタムは予算オーバーです💦
うーん、なんか良い方法はないかなぁ?
カーボン風に見せる、現実的な選択肢を模索?

現実的な予算で見た目を近づけるなら、本物のカーボンカウルは一旦あきらめて、カーボン調のカッティングシートを貼るって手もアリ。
ただし、ここでまた問題が…。
その上にデカールを貼ると、下地のカーボンシートが劣化で剥がれてくることも想定しなければいけない。
ううっ…悩ましい。
グレー色のタンクはどうしよう?

もうひとつ気になってるのがグレー色のガソリンタンク(赤丸)。
漆黒のデカールは、タンク周りの曲線に合わせるように、切り込みが入ってる。
つまり、そのまま貼ってしまうと切れ目からグレーが見えちゃう可能性あり…。
細かいけど、ここも対策が必要。
- 黒に塗装する
- 黒のカッティングシートを貼る
- 黒タンクを別で調達する
手抜きすると、完成度が下がってしまう。
まとめ:紆余曲折もカスタムの醍醐味だろう

今回は理想のテネレを追い求めて、デカール選びに頭を悩ませた。
ブルーのリムやグレータンクとの相性問題もあって、なかなか一筋縄ではいかない道のりです。
でもさ、あれこれ悩んでいるうちに、
「結局、自分が本当にカッコいいと思えるスタイルって、どんなだろう?」
って、自然と考えるようになっていて——
気づけば、“自分らしいテネレ像”が少しずつ輪郭を持ちはじめました。
そして…ついにやっちゃいました。
念願のカーボン●カウル、ついにゲット!!✨
…とはいえ、いきなり完成ってわけじゃありません。
これからいくつかのカスタムパターンを試しながら、理想の“最終形”へと育てていく予定です。
これから、購入した純正グラフィックが活きてきます!
オリジナル車両にみえるんだけど、どこか違いが光る一台に仕上げます✨
次回は、そんな変化の第一歩となるカーボン●カウル装着へ向けての展開をお届けします。
ぜひ、お楽しみに!

