【テネレ700】スタンディングの圧迫感から解放!エンデュリスタン テールパックS(6L)を徹底レビュー
林道走行でバイク本来の運動性能を損なわずに、最低限の荷物をスマートに持ち運びたい! オフロードを走るライダーなら、装備のパッキングは常に悩みの種ですね。
結論から言うと、エンデュリスタンの「テールパック(Sサイズ)」は、そんな悩みを一掃してくれる最高のバックでした。
これまで同社の「サンダーストーム4H(タンクバッグ)」を愛用してきたけど、林道でスタンディングポジションをとるたびに、股間周りの圧迫感がライディングの邪魔になっていた。
次に試した「トルネード2(Sサイズ)」を導入するも、林道に持ち込むには少々大げさすぎて出番が一泊ツーリングに限定された…。
もっと小さく、スマートに脱着できて、荷物を積んでもバイクの運動性能(軽快さ)を落とさないバッグはないか……と模索してたどり着いたのが、このテールパック(Sサイズ)です。
テネレ700のラリーシートに装着した際のバランスや機能美は秀逸で、「もっと早く買えばよかった」と思えてきます。
今回は、幾つかのバッグを回り道してきた私がたどり着いた「テールパック(Sサイズ)」の真価に迫ります。実際の収納力やテネレでの装着感、そして「バイクから降りた後も便利になる裏技」まで、徹底的にレビューしていきます!
- スタンディングでタンクバッグが邪魔と感じる
- 林道には最低限の荷物だけを持ち込みたい
- 脱着が簡単で完全防水のリアバッグを探している
結論|テールパックSは林道特化の「最適解」

ENDURISTANといえばこのゴムや樹脂のような質感。黒々としてて、しっとりと濡れている感じが好きだ。

ジップを開く際に硬いので、後でシリコングリスでも塗布すればスムーズになるだろう。防水・防塵仕様を守るにはこれくらいしっかりしていないと突破されてしまう。
泥も雨も怖くない「完全防水・防塵性能」

タナックスのラリータンクバックを海外バイク旅では愛用していたが、旅の終盤には砂塵によるジッパー破損、突然の雷雨による内部への浸水になやまされた。
エンデュリスタンを導入してから、その悩みは消え去った。
同社製品で共通の魅力が完全防水。各生地の接合部に縫い目を持たない「ウェルデッド・シーム(溶着構造)」が秀逸なのだ。
従来のバッグで防水性のボトルネックとなっていた針穴からの浸水リスクを物理的に排除した。また、開口部には強靭なYKK製のヘビーデューティー止水ファスナーが採用されていることもあり、製品全体としてIP-55クラスの厳格な防水・防塵性能を実現している。
この構造が、バイク用バックの弱点であった「雨天時に別途レインカバーを装着する手間」や「内部に独立した防水ライナーを用意する煩わしさ」を完全に過去のものとしている。
スタンディングを邪魔しない

日帰り林道ツーリングやタンクバッグの代替として、テネレ本来の運動性能とライダーの体重移動を一切阻害することなく、必要最低限のツールや貴重品を完璧に保護・携行する上で、現在市場に存在するソフトラゲッジの中でも最高峰の完成度を誇る逸品。
冒頭でも触れたが、タンクバックを乗せるとスタンディングで圧迫感を感じることがあり、ここ数年の不満にもなっていた。ハンドルバーバックを導入したりもしたが、やはり何もない方がスッキリしていて個人的には気分が良い。
4点フック固定で装着・脱着が楽ちん

何より気に入っているのが、お気に入りのラリーシートに4点フックを使えば強固に固定できるところ。
外出先での買い物など、防犯的に不安が残る場合には取り外して持ち歩ける。

(※純正シートへの取り付けには少しコツがいります。詳しくは後述します)

USラリーシートを外さずとも、隙間からフック(金属)を中に入れて固定が可能。
Sサイズ(6L)とLサイズ(9L)の違いと選び方
| 比較項目 | Sサイズ(今回レビュー) | Lサイズ |
|---|---|---|
| 販売価格(税込) | 24,200円 | 33,000円 |
| 容量 | 6リットル | 9リットル |
| 重量 | 0.78kg | 1.22kg |
| 寸法 (全長×全幅×高さ) |
24cm × 22cm × 15cm | 32cm × 28cm × 15cm |
| メインの用途 (おすすめな人) |
林道アタック、ラーツー、日帰り (カッパ+車載工具+α) |
1泊ツーリング、カメラ機材 (一眼レフ+着替え等) |
※表は横にスクロールできます
2つのサイズは、ライダーの「用途」によって選び分けることができる。
Sサイズ(6L)

修理工具:パンク修理キットや厳選した工具を持参して林道での不安を解消。
林道珈琲:クッカーと珈琲やラーメンを持参して至福の一杯を楽しむ。
Lサイズ(9L)

撮影機器: 一眼レフカメラの機材を入れて持ち運びたい。
泊まりツーリング: 下着や髭剃りなど、宿泊セットを持ち歩く。
【実例】テールパックS(6L)のリアルな収納力

Sサイズは非常にスリムに収まるので、乗り降りする際にも邪魔になりません。
林道珈琲セット

林道を抜けて疲れた身体に一休み。野原や絶景で楽しむ淹れたての珈琲がたまらなく好き。
- エバニュー(ECA538)
- エバニュー(ECA544)
- ULハンモック
- ユニクロダウン

ネイチャーハイクのウルトラライトハンモック。蚊帳がないので、虫のいない季節(晩秋、冬、早春)にツーリングに持参すると椅子がわりに使用できる。疲れたらそのまま仮眠だってできてしまう優れもの。

全部を詰め込んでみたが、まだ余裕がありそうだ。

ハンモックが上に飛び出ているように見えるが問題ない。
ラーツーセット

ツーリング先で食べる即席麺って自宅で食べるよりもはるかに美味しい。個人的には”辛ラーメン”の辛味は病みつきだ。

コッヘルは重ねて、中にST310を折りたたんで収納。

手前の隙間に即席麺を収納することができる。
愛用しているストームクッカーSもCB缶と共に収納できる。

しっかりと余裕をもって収納できる。
純正タンデムシートへの取り付けに関する口コミ
標準のフックは、引っ掛ける場所がないと固定が難しい場合があります。実際にテネレ700の純正シートに装着したユーザーの有益な口コミを紹介します。


テネレ700に付けました。
タンデムシートのサイズにぴったり。財布とか、手袋とか、ちょっとしたものを入れるだけの小さなバッグを探していたので、ちょうど良い感じです。
また、RS TAICHIのRSB280 ベルトポーチがすっぽり収まるので、最近はベルトポーチをベルトから外して、このテールパックに収納して走ったりしています。
https://www.webike.net/sd/24150770/
取り付けは、4本のストラップの先に付いているツメをどこかにひっかけるようになっていますが、あいにくテネレ700のリアシート付近にはこれがうまくかかるところがありません。しかし、ストラップを長く伸ばして、輪になった部分をリアシートの裏側の固定金具に通すことで、リアシートと一緒にがっちりとこのバッグを固定できました。微動だにしません。いい感じ。
実は、最初は同じENDURISTANのXSベースパック(12L)を買ったのですが、やはりロールアップ式は頻繁な開閉が面倒で、私の用途にはこのテールパックのほうが合っていました。※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
購入前に知っておきたい!メリット・デメリットとリアルな評判

実際に使って感じたメリット
完全防水で丸洗い可能: 泥だらけの林道アタック後も、そのままホースの水で洗い流せるタフさ。
型崩れしない: 空荷でもシャキッとしているため、バイクのシルエット(機能美)を損なわない。
デメリット
止水ファスナーが少し硬い: 防水性を極限まで高めているため、開閉は少し渋めです(シリコングリス等でメンテすると改善します)。
キャリアとの相性問題: 付属の金属フックは、パイプ径が太いキャリアには引っかからない場合があります。その際は前述の口コミのように、ループを使った固定などの工夫が必要です。
【おすすめ活用術】Dカン+ショルダーベルトで持ち歩きが劇的にラクに!
バイクから離れる際「貴重品を入れたバッグをどうするか問題」が発生します。
実は本体に「Dカン」が標準装備されていて、別売りのショルダーベルトを用意しておけば、一瞬で完全防水のショルダーバッグに早変わりしちゃいます! バイクからワンタッチで取り外し、そのまま肩に掛けて持ち歩ける。この拡張性こそが、エンデュリスタンが機能美に優れている証拠です。
まとめ|機能美と実用性を兼ね備えたバック

林道での運動性能を確保して、完全防水の安心感、そしてバイクの造形を崩さないスタイリング。
容量6Lの「テールパックS」は、ライディングの邪魔になる圧迫感を解消しつつ、最低限の荷物をスマートに運べる最高の相棒になるでしょう。
中華製を何度も買い替えて浸水やファスナー破損に泣くより、過酷な環境に耐えうる”エンデュリスタン”を選ぶことは、結果的に「非常にコスパの良い買い物」になります。
荷物のパッキングに悩んでいる方は、ぜひこの身軽さを体感してみてください!
