愛車から漂うガソリン臭が悪化
実はガソリン臭に悩まされ始めたのはアフリカ縦断の終盤頃だった。
当時は給油で溢れて臭っているのだろうと気にしていなかった。
日本へ帰国して約1年経過した現在、
ツーリングへ行く度にガソリン臭が漂うのが気になっていた。
先日、相棒タケヤンとのツーリングで悪化。
朝の始動のタイミングでガソリンがポタポタと漏れていることを目視で確認できた。
放置レベルではないのでツーリングを終えたら本格的に修理が必要と判断。
ガソリン漏れの原因を考える
ガソリン漏れをググってみると燃料ホースの劣化が一番怪しいと予測した。
冬でゴムが収縮する事で隙間が広がりガソリンが漏れるという感じ。
この時点では燃料ホース交換で簡単に直ると考えていた。
YSP川口でガソリン漏れを修理依頼
海外をご夫婦で駆け巡っている大先輩の伊藤さん。
セネガルですれ違う予定だったけど実現せず残念。
原因はガソリンポンプだった
バイクを預入してから数日後に伊藤さんから連絡が入る。
ガソリンポンプの破損が原因であることを告げられた。
さらに修理されている形跡があるとのこと…。
思い当たる節を見つけた!
南アフリカでエンジントラブルに見舞われOHしたのだ。
あくまで想像の域を出ないが、
南アフリカでの修理が起因しているのではと想像できる。
入手困難な純正パーツに不安が過ぎる
テネレ(XT660Z)は日本国内では流通していない車両。
なので純正パーツの入手が非常に困難なのだ。
製造年月日も含めて仕様が違うと交換する事もできない。
正確な車体番号を元にスタッフさんに調べてもらった。
期間と費用がどれだけ膨らむのか不安になる。
ハッピーライダーのホセさんへ連絡
信頼を置いているスペインのホセさんへ早速連絡を取った。
中学2年生並みの英語で破損個所を伝えると翌日には返信が届いた。
Yes, XTZ600 fuel pump is available in Europe, it may takes some 2 weeks to delivery.
Please ask Yamaha dealer in Japan to make sure these parts are not available in Japan.
In case you want me to order please let me know, references and prices are shown below:
Yamaha XT660Z Tenere -2008-11D1390*******
Fuel pump1 730,09 Euro 19B244860100
Gasket 1 14,694 Euro
Delivery charges Apx. 30,00 Euro*
*Post charges to Japan, may vary, cost depends on weight of parcel.
げっ、金額に目を見開いてしまったw
スペインで入手すると730€(92,000円)ユーロ必要となった…。
やばい…10万円コース
その翌日、YSPからパーツが入手可能と吉報が入る。
更に修理見積もりを見てみると63,580円と予想よりも安かった。
国内バイクなら燃料ポンプは2万円程度が相場なのだそうだ。
それにしても値引きしてもらい頭がさがります🙇♂️
燃料ポンプ交換修理風景
流石にシートしたには砂塵が溜まってすごい事になってる。
初めてみるタンクの裏側。
DENSOって書いてある!
下側の樹脂が補修箇所かな。
ここに挿さってガソリンが行き来するんだ。
燃料ポンプを外して新品と交換する。
この細いパーツが折れてガソリンが漏れていたようだ。
新旧比較画像を見てみよう。
流石に汚いねw
本来なら先ほどの箇所に装着されているパーツ。
補修する事で装着ができなくなったようだ。
サイドスタンドの位置修正
サイドスタンドの位置が悪かったようなので修正してくれた。
気遣いがあるバイク屋さんは非常に信頼が置ける。
随分と位置が変わった事で安定するだろう。
まとめ
バイクの引き取りは事情があって来週になるので改めて報告します。
信頼おけるバイク屋さんがいるって安心だよね。
YSP川口さんはその中でも自信を持って紹介できるお店です。