目的地としていたモゴチャだったが、気になる脇道が視界に入り込む。先を急ぐべきか悩んだが行くことにした。
指定した地点
>>地図
奥に向かって進んで行くと、そこには素晴らしい農村風景がひろがってた。
観光客がくる場所ではないのだろう、村民から少し奇異な目で見られながら村の中心部へ到着した。
ひらけた野原には小さく黄色い花が咲いており、放牧されたヤギや子牛が地面に生えた草を食べている。
停車した場所にVmaxが止まっており、持ち主が気がついて表に出てきた。年齢は高校生くらいだろうか、少しシャイな彼だが、心優しいことは目つきで見て取れる。何処からきたのか、どこへ向かうのか興味津々な様子。
取り出したスマホは電波が届かない農村なのでグーグル翻訳が役立たず。木の枝で地面に数字や絵を描いてコミュニケーションを図った。
すると彼の後ろから妹らしき女の子が駆け足でこちらへ向かってくる。小学校3年生くらいかな。ハアハア息切れしながら、一生懸命に話しかけてくる。満面の笑みを浮かべ、ハウアーユー?とつたない英語で話しかけてくる。学校で習ったのだろうか、翻訳機で英語に変換してくれたのだろうか。なんか天使を見た気分になった。
こういった風景は移動手段がある人しか出会えない風景なんだろうな。バイク旅ならではの経験に得した気分になった。
この日、自宅の庭でテントを張らせてもらえることになった。続きは、次回ブログ更新のお楽しみ。