【デカール沼 #1】憧れのポル・タレス仕様が似合わない!?テネレ700の外装カスタム、波乱の幕開け

「あの『THE SEEKER』の動画を見た瞬間、電流が走った。ポル・タレスに憧れを抱いた瞬間だった。とても真似できない芸当だけど、せめてバイクだけでもあのアグレッシブな姿にしたい。
居ても立っても居られず、海外サイトでデカールを即ポチ。送料込みで約4万円。 …しかし、届いたデカールを愛車に当てがった瞬間、私は悟った。
『ダメだぁ、これ今の俺のテネレには絶対似合わん……』 これは、理想と現実のギャップに苦しみ、正解にたどり着くまで3年もかかってしまった外装カスタムの記録、その第1章です。」
- ポルタレス選手のテネレが大好き
- 外装に飽きてデカールを貼りたい
- デカール選びで失敗したくない人
POL TARRÉS – THE SEEKER MOVIE
先ずは見てほしい✨
最初に出会ったのは、一本のYouTube動画だった。
映し出されたのは、ダムの縁を駆け抜け、信じられないような断崖をぐいぐいと力強く登っていくテネレ700。
そのライダーこそ、憧れのポルタレス選手。
カスタムは愛車を知ることから始まった
実は正式なモデルやカラーリング名を探すのに難儀した💦
愛車は”マットグレーメタリック6”だったのね😘
結論:デカール貼りが頓挫した2つの理由



2022年3月にこっそり入手してから、実に丸3年もの月日が流れてしまいました(笑)。
購入価格は262EUR。今のレート(2025.4.5現在)で約42,000円という高級品です。
4万円以上の出費をタンスの肥やしにしていたとは、改めて計算して冷や汗が出ました…。
実は秘密裏に入手したのが2022年3月なので、丸々3年経過しちゃったw
- 外装がホワイトでない
- リムが鮮やかなブルー
それぞれを深掘りします👇
頓挫理由①:外装がホワイトでない

届いたデカールを広げてみて、冷や汗が出ました。 「あれ…? アクセントの『赤色』がどこにも入っていない…?」
慌ててポル・タレスの動画をコマ送りして検証。そこで判明した衝撃の真実。 なんと、あのカッコいい赤のラインは印刷ではなく、ベース車両(テールカウル)の色が隙間から見えていただけだったのです。
ポルタレスのデカールには赤色が差し色に入っているのが見て取れる。

つまり、俺のテネレに貼るとどうなる? 隙間から見えるのは「赤」ではなく、車体色の「ブルー」。
(うーん、サンドカラーに青のチラ見せ…これってイケてるのか…?)
何度も脳内でシミュレーションしましたが、正解が分からない。 でも、周囲でこのデカールを貼っている人は見たことがない。「日本初」になれるかもしれないという野心も捨てがたい。
「ええい、ままよ! 人柱覚悟で挑戦してみよう!」
そう自分を奮い立たせた矢先……。 配色のバランスなど可愛く思えるほどの、もっと根本的で致命的な問題が浮き彫りになってしまったのです。
頓挫理由②:リムのブルーとは似合わない

ポルタレス選手のテネレ、よく見るとリムは「黒」か「ゴールド」なんだよね。これがサンドカラーの色味と相まって、全体をグッと引き締めている。
一方、私のテネレは「ブルーアルマイト」のリム。 純正の状態なら最高にカッコいいこの青リムが、今回ばかりは仇となる予感…。
「薄茶色のデカールに、青いホイール…?」
目を閉じて想像してみる。 必死に「カッコいいはずだ」と思い込もうとしてみる。 ですが、想像すればするほど、違和感という名の汗が止まりません。

祈るような気持ちでInstagramを巡回していたら、ついに見つけてしまいました。 私と同じ「ブルーリム」の車両に、同系統のデカールを貼っている海外ライダーを。
恐る恐る画像を拡大してみる。 その瞬間、淡い期待は粉々に砕け散りました。
「……正直、ビミョーだ(汗)」
あくまで主観ですが、個人的には完全にアウト。青とサンドカラーが互いの良さを消し合っているように見えました。 4万円も出して即買いしたけれど…この画像を見てしまった以上、貼る勇気が出ない。 激しい後悔が押し寄せてきました。
諦めきれないポルタレス仕様のテネレ700
「THE SEEKER 2」を見るたびにカスタム熱が幾度となく沸き起こる。
どうにかしてこの4万円を活かせないか、あるいは別の最適解はないのか…。 解決策が見つからず、悶々とする日々が続きました。
正直に白状します。 この時期、仕事中も頭の中はテネレ一色でした。
パソコンに向かいながらも、脳内ではひたすらカラーシミュレーション。 上司の話を聞いているふりをして、リムの色合わせについて考えている。 完全に「カスタム沼」に意識を持っていかれた、ダメな大人の完成です。
解決案①:ゴールドリム導入と外装交換で解決!

もちろん、最も確実な解決策も頭にはありました。 車体側をポル・タレス仕様に寄せてしまう、という禁断のフルコースです。
- 外装一式を「ホワイト」に総入れ替え(純正新品 or 中古)。
- ホイールを憧れの「ゴールドリム」に組み替え。
これをやれば完璧です。間違いなくカッコいい。 しかし…電卓を叩くまでもありません。 それは、清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要なほどの、とんでもない出費になります。

ここで悪魔が囁きます。 「どうせ金かけるなら、EXCELリムで組んじゃえば?」
確かに、それは魅力的すぎる。 …でも、そーなるとぉ、、、💦(脂汗)
見積もり金額を想像するだけで胃が痛い。 「デカールを貼りたいだけ」だったはずが、いつの間にか「足回りフルカスタム」の話にすり替わっている。 完全に思考の迷宮入りです。
ホイールを組むならチューブレス化も視野に入れたい

それに、ホイールをいじるなら解決したい長年の不満があります。 それは「チューブタイヤ問題」。
正直、林道の奥地でパンクすることだけは避けたい。 重い車体、硬いタイヤ、そしてチューブ…。 私がここまで頑なにチューブタイヤを嫌がり、チューブレス化を夢見るのには、切実な2つの理由があるのです。
- 修理工具を持ち運びたくない
- ビート落としが大変なので嫌
OUTEX製チューブレスキット
「ホイールごとの交換は高い。
なら、OUTEXのキットでチューブレス化すればいいじゃないか💡
参考にさせていただいたのは、いつも拝見しているカナディアンロッキーさん✨
彼の動画や記事を見て検討を深めましたが、施工場所の確保が私には厳しい。自宅にガレージがあれば、間違いなくコレ一択でしたね。
チューブレス専用リムを妄想してみた

リム自体がチューブレス構造になっている製品なら、テープ貼りのような空気漏れリスクはありません。 しかも、ホイールごと新調するなら、当然「ゴールドリム」を選べばいい。
- 配色の問題(青→金)
- タイヤの問題(チューブ→チューブレス)
この2つの難題を、たった一つのアイテムで同時に解決できる。 まさに一石二鳥の可能性が見えてきたのです。
が、319,000円と高額すぎるのだ…。
手が出ない💦💦💦
なら、前後リムのラバー塗装化計画

そこでひねり出した苦肉の策が、「ラバー塗装(剥がせる塗料)」でリムを黒く塗りつぶすという、安価な逃げ道でした💡
缶スプレー数本で解決する、お財布に優しいプラン。 ですが、これには致命的な弱点があります。それは「塗膜の弱さ」。 飛び石はもちろん、タイヤ交換のレバー操作一発でペリッと剥がれてしまうのが悩みどころ。
「いや、でも待てよ?」 冷静に考えれば、私の乗り方はオンロード比率が高い。 激しいガレ場に行かないなら、この“なんちゃって黒リム化”でも意外といけるんじゃないか…?
安易な妥協案に、心が揺らぎ始めます。
リムのマッドブラック塗装
もちろん、本格的な「マットブラック塗装」で完全に塗りつぶすことも考えました。 そうすれば、色の悩みはすべて消え去ります。
ですが、どうしても踏ん切りがつかない。 ふと愛車の足元を見たとき、陽の光を浴びてキラリと輝くあの「ブルーアルマイト」。
「やっぱり、綺麗なんだよな…」
そう、文句を言いながらも、実はこの純正特有の美しいブルーに、誰よりも魅了されていたのは私自身だったのです。
結局ここで、煮え切らずに頓挫しました💦
まとめ:4万円の勉強代、そして新たな旅の始まり

憧れのポル・タレス仕様は、私のテネレには似合わなかった。 4万円を投じたデカールは封印され、ホイール交換の夢も予算の壁に阻まれました。
普通ならここで諦めるでしょう。 しかし、一度火がついたカスタム熱は、そう簡単には消えません。
「青いリムが変えられないなら、青リムでも似合う最強のデカールを探せばいいじゃないか!」
そう考えた私は、性懲りもなく再び海外サイトへ巡り始めました。 まさか、その先でまたしても「ホイールの色」に苦しめられることになるとは知らずに……。
次回は、また別のデカールを購入しちゃいました編です。
走りも見た目も、自分らしいテネレへ。まだまだカスタムは続きます。

