早朝に現れたジュリオと名乗る男性
昨晩は無事にアンゴラの飛地となるカビンダへ入国できた。
翌日の朝からSOYOへ渡るための手配しなきゃと思い目覚めた。
するとドアをノックする音。
開けて見ると受付スタッフが顔を出しにきた。
はて?
要件をジェスチャーで理解すると…
貴方の友達がやってきているからフロントへ来て欲しい。
何かの間違えでしょと思ったが向かうことにした。
そこにはサングラス掛けた男性が無言で立っている。
”ボンジュール”と挨拶をするとフランス語で会話を始めた。
困ったなぁ、フランス語はわからないし…。
SIMカードはまだ入手できていないから翻訳も使えない。
ただ唯一、彼の名前はジュリオであることは理解できた。
すると彼は仕草でハンドルを握りアクセルを回してきた。
バイクは何処にあるんだ?と聞いてくる。
何故、バイクがあると知っているのか理解に至らない。
次の瞬間、彼がサングラスを外した。
何処かで見たような気がするぞ…。
あっ!インスタグラムで見た顔だ!
コートジボワールのゲストハウスで出会ったフランス人
ライダーとインスタを交換しており彼の投稿で見かけていた。
彼がどういう訳か我々の場所を調べて現れたようだった。
不思議なのがフランス人ライダーには何もメッセージしてない。
なのに我々をどうやって探し出したのか今だに不明なのだw
SOYOへバイク輸送することになった
ジュリオは貿易関係の仕事に従事しているらしく頼もしい。
会話は成立しないけれども、
バイクをSOYOを海上輸送することを理解していた。
彼のご好意なので任せてしまうことにした。
できる男は頼もしい!
テキパキと輸送に関して作業が進んでいく。
これらを2人でやるとしたら数日を要することは明らかだった。
本当にありがたいことだ。
ジュリオの会社へ向かった
経営者かと聞いて見ると従業員であると答えた。
今までの黒人達とは毛色が全く違う感じ。
信頼できる雰囲気がバリバリ漂っているのだ。
書類作成に取り掛かっているジュリオが
冷蔵庫にビールを勧めてくれた。
運転するのに控えたいけどご好意なので飲み干すw
SOYOまでの飛行チケットを探す
カビンダからSOYO行きのフライトチケットをスカイスキャナーで探す。
よく見て見ると、ルアンダを経由するので日本円で16,000円と高額。
ジュリオに相談するとカビンダ空港へ出向いて調整してくれた。
値段が13,000Kz(日本円 2,600円程度)と激安に驚いた。
更に飛行時間が13分と飛んだらすぐに到着するので笑けてきたw
バイクを船に乗船させる
バイクを乗せるための段取りをしに現場までやってきた。
青いポロシャツ君が乗船までサポートしてくれるようだ。
アンゴラなので立派な船で行くと思っていたが、
想像よりもショボくて不安になったけど、
ジュリオが間にいるので不安はなくなっていた。
ベナンからガボンへ海上輸送した時よりもボロいぞw
青いポロシャツ君が色々と支持してくれた助かる。
到着した際にはたくさんの見物人が集まってきて大変。
荷物も満載にしているし盗難に遭わないか気を張ってたw
バイクが置かれる場所を念入りに確認するタケヤン。
A型なので意外と神経質な面を持っている。
CRF250ラリーの方が軽いので先に乗船された。
いよいよ我がテネレの番が巡ってきた。
ジュリオも手伝ってバイクが乗せられて行く。
前回は破損箇所が幾つかあったので無事を願った。
前転する程に前のめりになってしまっているw
フロントフォークが曲がったりしないのかな?
カウルとかを掴んじゃう人がいるけど割れるよ。
ウインカーとか握ってるしwww
乗船を終えたので無事に到着することを願うばかり。
カビンダのホームセンターへ立ち寄った
広い敷地には所狭しと工具類やアウトドア商品もあった。
見て回るの大好きなんだよねぇw
豊かなアンゴラではキャンプも楽しむのかも知れないね。