初心者ブッシュクラフターにお勧めのアイテム
前回の#2「三種の神器」では
ナイフ、ファイヤースチール、水筒の3つを紹介しました。
その3つで全てが補えるかというと超ベテランでなければ無理。
初心者ブッシュクラフターが用意するギアは他にも出てくる。
例えば、寝床となるシェルターや浄水器が必要だろう。
流石に現地の木々を集めてシェルターを作るのは難易度が高い。
個人的に取り入れようとしているのがハンモックとタープ。
慣れるまでは難易度の低いのがハンモックを優先して、
貼り方が多岐にわたるタープは次の段階。
ロープワークを覚えたり、ブッシュクラフターへの基礎に繋がっている。
以下は個人的な主観で優先度の高い順に必要な道具を並べてみた。
シェルター(ハンモック・タープ)
密林や川原での野営となるとハンモックやタープ泊になる。
上でも述べたがタープを張るには最低限の知識が必要なのだ。
そこで最初にお勧めできそうなのがハンモックテント。
DDハンモック フロントライン
元芸人のヒロシさんが愛用しているので知名度が高い。
以前購入したヘネシーハンモックは3万円近くするので、
価格や機能面を考慮してもDDハンモックがベストな選択。
DDタープ(3.5×3.5)
ブッシュクラフター達の動画をみると定番のタープ泊。
ヒロシさん、Boomer Outdoorさん達が実践している。
有名どころはDDタープの3.5×3.5もしくは4×4のサイズ。
3×3だと微妙に小さいと口コミが目立つので注意しよう。
ダイヤモンド張りや張り方の種類が多く覚えるのが大変。
覚えてしまえば応用が利いて楽しみも倍増する。
シュラフ(寝袋)
ハンモック泊やタープ泊では必要なのがシュラフ。
夏場のハンモック泊には不要かもしれないけれど、
秋から冬にかけては必ず必要となってくるだろう。
モンベルダウンハガー800 #3
3シーズンをカバーしてくれるシュラフが個人的に望ましい。
理由は真冬の時期にはハンモック泊を想定していないからだw
NANGAからも3シーズンモデルが発売されている。
海外バイク旅に持参したのがダウンバック350STDだった。
焚火台
カマドを作って焚火する姿にも憧れを抱くけれど、
地面への影響を考えると焚火台を使った方が優しい気がする。
ピコグリル398
上記画像はピコグリルのコピー商品である。
人気ユーチューバーのヒロシさんを通じて認知度が上昇。
数年前からオリジナルはプレミア価格に高騰して高嶺の花だった。
現在ではAmazonを初め楽天でも類似品を購入できる。
他社からもコンパクトで軽量の焚火台は幾つも販売されている。
DODの”秘密のグリルさん”もコンパクトで使い良さそうである。
予算と好みに合わせて準備すれば良さそうだ。
ノコギリ
焚火をする為には薪を用意する必要があるんだけど、
個人的には手斧よりもノコギリの方が役立つ場面が多い予感。
収納サイズも手斧に比べ折り畳めるモデルが多いのでコンパクト。
中でも有名なところはポケットボーイだろう。
手斧(ハチェット)
ノコギリの次に持参すべきは、手斧(ハチェット)だろう。
中でもハスクバーナやハルタフォースが定番となっている。
使い込むとヒッコリー材の柄には味わいが備わってゆく。
又、重さも1kg程度とバイク移動にも丁度良い。
【Amazon限定】ウルトラナチュラハチェット
フィスカースX7と悩んで最終的にウルトラナチュラをポチった。
鋼材も同じでスタイルも同じで値段が安かったからw
ヘッドランタン
夜間活動を考えた時にヘッドライトがあった方が便利。
高出力のヘッドライトは不要で千円程度のもので十分。
定番はジェントスあたりを買えば間違いないだろう。
オイルランタン
これは個人的に持っていきたいアイテムである。
バイク移動ならば外しても全然問題ないだろう。
雰囲気作りではマストなアイテムに昇格している。
フュアハンド ベイビースペシャル276
最初に買うオイルランタンとして入門者からベテランまで人気。
ドイツ製の頑丈な作りと安価であることが最大の魅力。
マット
タープ泊する際には必須なアイテムになってくる。
中でも有名なのがサーマレストのライトソルだろう。
ヒロシさんも愛用している逸品。
折り畳んだ状態でも簡易的な椅子になるので便利。
リッジレスト・クラッシック
個人的にはリッジレスト・クラッシックが魅力的。
バックパックの内部に丸めて入れることで、
型崩れを防止してくれて綺麗な形を保ってくれる。
まとめ
初心者は”三種の神器”のみでブッシュクラフトを始めるには難易度が高い。
今回、取り上げたギアは個人的に必要と考えたものに限定している。
繰り返し経験を積むことで、ギアも追加・削除されてゆく筈である。
次回は安全面に関わる道具の話題にも触れてゆきたい。