【ロシア】事前に目を通すべき情報

海外ツーリングで海外保険が下りない国がある!?【国際運転免許】ジュネーブ条約締約国一覧

メタボン
メタボン
誰もが交通事故を起こそうして起こさない

仮に自分が完璧な安全運転をしていたとしても周囲は完璧じゃない。交通ルールを無視する輩やお年寄りの誤操作も起こり得るだろう。怪我や入院・治療費に相手の損害賠償を含め海外では高額請求を覚悟しておこう。

海外渡航の前に海外保険には必ず加入しましょう。

さて、今回は海外保険に加入しているが注意して欲しい点について触れて行くよ。

交通事故で海外保険が下りない国がある!

モンゴルはウィーン条約モンゴルはウィーン条約

モンゴルへ入国した際に知ったこと。それは日本の国際免許が有効でないという事実。それでも運伝ができてしまう。つまり何が言いたいかというと、海外保険に加入していても交通事故で入院することになった場合には保険が使えない可能性が非常に高い。

モンゴルは国際運転免許証は有効でないので注意!

モンゴルはウイーン条約(1968年)に加盟しているので、日本の国際免許は有効でないので注意が必要です。日本はジュネーブ条約(1949年)に加盟しているので、同条約を締約した国々で国際免許が有効です。

※日本の国際運転免許証が有効な国は後述

在モンゴル日本大使館:モンゴルの免許制度について

保険会社だって支払いたくない

事故を起こしたからといって簡単に保険金が受け取れるわけではない。当然、加入者側の過失がないか慎重に調べてくるだろう。上記にあるように国際免許が有効でない国での交通事故に関しては、そもそも無免許で運転している扱いになるから特に注意が必要だ。

「戦争危険免責」で補償対象外になる

海外保険補償対象外になる事例海外保険補償対象外になる事例

例えば内戦などが起きている紛争地域で交通事故を起こしても保険が下りない可能性があるから、自分の加入した海外保険の約款に目を通しておきましょう。

海外保険には加入しよう
【事故事例】海外渡航の前に海外保険へ加入しよう!まいど、メタボンです(@metabon1975) 先日、こんなツイートしました。 / 海外バイク旅には海外に保険加入しよう! ...

日本の国際免許が有効な国一覧(ジュネーブ条約)

アジア圏

フィリピン インド
タイ バングラディシュ
マレーシア シンガポール
スリランカ カンボジア
ラオス人民共和国 大韓民国
ブルネイ・ダルサラーム国

中近東圏

トルコ イスラエル
シリア キプロス
ヨルダン レバノン
アラブ首長国連邦

アフリカ圏

南アフリカ 中央アフリカ共和国
エジプト ガーナ
アルジェリア モロッコ
ボツワナ コンゴ民主共和国
コンゴ ベナン
コートジボワール レソト
マダガスカル マラウイ
マリ ニジェール
ルワンダ セネガル
シエラ・レオネ トーゴ
チュニジア ウガンダ
ジンバブエ ナミビア
ブルキナファソ ナイジェリア

ヨーロッパ圏

英国 ギリシャ
ノルウェー デンマーク
スウェーデン オランダ
フランス イタリア
ロシア連邦 セルビア
モンテネグロ スペイン王国
フィンランド ポルトガル
オーストリア ベルギー
ポーランド アイルランド
ハンガリー ルーマニア
アイスランド ブルガリア
マルタ アルバニア
ルクセンブルグ モナコ
サンマリノ バチカン
キルギス ジョージア
チェコ共和国 スロバキア
スロベニア リトアニア
クロアチア共和国 リヒテンシュタイン公国

アメリカ圏

アメリカ合衆国 カナダ
ペルー キューバ
エクアドル アルゼンチン
チリ パラグアイ
バルバドス ドミニカ共和国
グアテマラ ハイチ
トリニダード・トバゴ ベネズエラ
ジャマイカ

オセアニア圏

ニュージーランド フィジー
オーストラリア パプアニューギニア

特別行政区

香港 マカオ
フランス領ポリネシア等 アルバ
キュラソー島 シント・マールテン
ケイマン諸島 マン島
ガーンジー ジャージー
ジブラルタル グアム、プエルトリコ等

参照元データ:警視庁

まとめ

海外へバイクを持ち出して地球を駆け巡るには準備が大切。カルネ作成する段階では通過予定ルートを作成して提出する必要があるので、国債免許が有効であること、海外保険が適用される国であることを確認して準備を進めましょう。

ABOUT ME
metabon1975
2018年にユーラシア大陸横断 2019年にアフリカ大陸縦断を終えて日本へ帰国。 再度準備が整い次第、南米コロンビアから再スタート予定。 現在は旅先で増加した体重を落とそうと奮闘中。 今後はバイクツーリングやキャンプ記事を投稿します。