手斧(ハチェット)

【薪割り】ソロキャンプで大活躍の手斧 6選(45cm未満) / 焚火 / ブッシュクラフト

ソロキャンプから憧れのブッシュクラフトへ

憧れのブッシュクラフト 憧れのブッシュクラフト

手斧ブームの陰にはブッシュクラフトへの憧れもあるのだろう。

芸人のヒロシさんも愛用しており認知度も上がったように思う。

個人的には手斧とオイルランタンの2つは物欲を刺激する。

手斧には2種類ある

まず斧には大きく分けて2種類ある

  • 薪割り用(スプリッティングアックス)
  • 枝打ち用(チョッピングアックス)

人気の手斧を検索すると多くが枝打ち用である。

ハスクバーナやハルタフォースも同様だ。

お勧め6商品のスペック表

製造メーカー サイズ 重量 素材:柄 素材:刃
ハスクバーナ手斧 38cm 998g ヒッコリー材 スウェーデン製
ハスクバーナ手斧
(キャンプ用)
38cm 898g ヒッコリー材 スウェーデン製
ハルタフォース
(スカウト)
38cm 900g ヒッコリー材 スウェーデン製
ハルタフォース
(オールラウンド)
44cm 1010g ヒッコリー材 スウェーデン製
フィスカース(X11) 43cm 1100g グラスファイバーナイロン樹脂 カーボン鋼
フィスカース(X7) 36cm 640g グラスファイバーナイロン樹脂 カーボン鋼

 

初めて手斧を買うならコレ!

ソロキャンプからブッシュクラフトを視野に入れているなら

ハスクバーナやハルタフォースがベストチョイスだろう。

①ハスクバーナ手斧38センチ

ハスクバーナ手斧出典:Amazon
サイズ 38cm
重量 998g
素材:柄 ヒッコリー材
素材:刃 スウェーデン製

素材とか使い心地とか詳しいことがわからないんだけど、

お勧めを教えてと相談されたらハスクバーナをお勧めする。

元芸人のヒロシさんも愛用している。

38cmなのでパニアケースに入る!

GIVIサイドパニアにも綺麗に収納できるので重宝する。

デザイン良く、ヘッド重量もバランスが良いので大人気!

まず最初に買うべき手斧である。

②ハスクバーナ手斧キャンプ用38センチ

ハスクバーナ手斧キャンプ用出典:Amazon
サイズ 38cm
重量 898g
素材:柄 ヒッコリー材
素材:刃 スウェーデン製

キャンプ用は更に持ち運びしやすい

ハスクバーナ手斧のヘッドを小さくキャンプ用にしたもの。

全長は変わらないがヘッド重量が100g程軽くなる。

持ち運びには便利になるが薪割りパワーは多少減少する。

ホームセンターで売っている針葉樹などの薪は問題ない。

広葉樹などの節が入っている薪は少し手強い印象。

ブッシュクラフト寄りの使い方ならこちらが優秀。

 

③ハルタフォース(スカウト)

ハルタフォース(スカウト)出典:Amazon
サイズ 38cm
重量 900g
素材:柄 ヒッコリー材
素材:刃 スウェーデン製

 ハスクバーナと比較される逸品

スペック表だけを見てみるとハスクバーナ手斧よりもヘッド重量が軽い。

キャンプ用手斧のスペックと似ている。品質も評価も負けず劣らずの逸品。

最後は好みのデザインと価格で選べば良い。

 

 ④ハルタフォース(オールラウンド)

ハルタフォース(オールラウンド)出典:Amazon
サイズ 44cm
重量 1010g
素材:柄 ヒッコリー材
素材:刃 スウェーデン製

 ハスクバーナ手斧に似てて非なる逸品

ハスクバーナより持ち手が長く薪割りがパワフル!

広葉樹でも気持ちよく割ることができる。

 

⑤Fiskars フィスカース X11(薪割り用)

FiskarsX11出典:Amazon
サイズ 43cm
重量 1100g
素材:柄 グラスファイバーナイロン樹脂
素材:刃 カーボン鋼

キャンプシーンで人気急上昇中のフィスカース

紹介した人気メーカーよりも注目株となっている。

柄も強靭な樹脂製なのでへし折れることは考え難い。

他社のようにパラコードを巻く必要もなくなる。

薪割りには薪割り斧を選ぼう!

Fiskars フィスカース X11薪割り専用斧は強力

ハルタフォースオールラウンドと同じサイズ感。

薪割りに特化された刃が装着された手斧に感動する。

薪割りのみであれば第一候補に躍り出る逸品。

価格上昇前に購入しておいた方が良い♪

樹脂製で取り扱いが容易

Fiskarsの柄は樹脂製出典:360.life様

ハスクバーナなどの雰囲気ある木製グリップの場合、

水濡れしたまま放置するとカビが生える可能性が高い。

愛着を持って接する習慣がある方には余計なお世話かも。

初心者で飽きてしまう可能性がある場合にはこちら。

海や河原でのキャンプでもガシガシ使える!

持ち運びに便利なケースが付属してる

Fiskarsはベルトループに取付可出典:360.life様

ハスクバーナの革ケースは簡単に外れてしまうのが不評。

それに比べても親切・安心設計な作りに感動すら覚える作り。

ワンタッチで取り外せるし重宝する。

ナイフのような鋭い切れ味!

Fiskarsはフェザーも簡単に作れる出典:360.life様

箱出しでフェザースティックが作れてしまう切れ味。

 

⑥Fiskars フィスカース X7

Fiskars フィスカース X7出典:Amazon
サイズ 36cm
重量 640g
素材:柄 グラスファイバーナイロン樹脂
素材:刃 カーボン鋼

 Amazonで大満足の評価続々!

FISKARS X7出典:Amazon

アマゾン評価が2644個で平均4つ星半以上!

つらつらと書いてきたが、1番の有力候補はコレだったりするw

Amazonでの評価やネット検索するとかなり使える手斧。

X7はハスクバーナ等と同様の用途に使いまわせて軽くて丈夫。

ほぼ1年使ったうえでのレビューです。
箱出しでのエッジ(刃)はとても鋭利で、うっかり手が触れただけで切り傷になったほど。メーカーでは刃角35度のコンベックスエッジ仕上げと謡っていますが手元に届いたのはストレートに機械研ぎをしてあるだけで、実際に作業をすると太さ約5cmの広葉樹を3本ほどチョップしただけでエッジのつぶれが出ました。そこで僅かにコンベックスエッジに研ぎなおしてみたところ、それからはとても刃持ちも良くなり、3日程度のキャンプでは途中で研ぎたくなることもありませんでした。

刃厚はエッジからハンドルに向かってハンドル幅までリニアに厚くなっているので、トラディショナルなアウトドアアックスやキャンピングアックスよりもエッジ近くの刃厚があります。またバランス的にハンドルが軽いので、小さめでもヘッドが良く利きます。この2つのことから手斧サイズにしてはスプリッティングパワーが大きく、慣れてくると長さ3~40cm太さ10~15cm程度のナラ材薪でも、節が無ければ一発で縦に割ることができます。
もちろんX11のようなスプリッティング専用のヘッドではないですし、この短い全長ですから薪割専用斧ではないですけど。

この厚い刃はコンベックスに研ぎやすいのですが、あまり強くすると今度は切り込むきっかけが掴み辛くなり、薪を寝かせて割る時に刃がなかなか食い込まなくなります。そこで私は一度セイバーグラインドのように斧身の角度に素直に沿って研いでから、仕上げでエッジにわずかに(見た目ではちょっとわからない程度)丸みを付けています。仕上げ砥石(#3000~#4000)またはストロップに白棒を塗ったもので手首を少し巻き込むようにスライドさせるだけでも随分変わってきます。

詳しい情報はないのですが鋼材は炭素鋼で、硬度も高めなようなので、丈夫ですが研ぎには少し時間がかかりました。
ヘッドの表面にフッ素コーティングが施されていますが、研いで炭素鋼の地の出ているところは錆びやすいですね。シースが少し濡れているだけで半日もすると赤錆がすぐに浮いてきます。ですから特にシースの刃の当たる隅の水分を拭いて乾かしておいた方が良いようです。

長さは本体が約35cm。プラスチックシースを着けると全長が約43cmになりますので、バックパックの中に横向きで納めるのは難しく、縦に収めるかバックパックにサイドコンプレッションベルトがあればそこへ縦に括りつけて運ぶようになりますね。ただヘッドに重心がありますのでヘッドを下向きにして装着しないと動きやすいです(パッキングの原則からは逸れますが)。もしくはシースのハンドルをカラビナなどで取り付けるかですね。

重量は約640gで、GFのアウトドアアックスやCSのトレイルホークより少しだけ重いようです。それでも1kg程度のモデルが多いこのサイズの手斧としては軽量です。

難点?ということでもないですが、注意アイコンがシースにしっかり刻まれていて少しナーバスになりますが、バトニングやハンマー代わりに使うことを禁じています。私はペグ打ち程度に使ってしまっていますが、ヘッドのハンドルへの装着の仕方を見れば、トラディショナルな木製ハンドルの斧とは違い、確かに同じようには使えないかなと思います。木杭を強く打ち込むようなことをすると、もしかしたらヘッドが抜けて飛んでしまうのかもしれません。
またヘッドのお尻には鋳造時の合わせ目のような突起があり、ここで釘などを打つのは難しそうです。

ハンドルは中空構造のストレートでグリップエンドが広がっていて握りやすく、少しですがノンスリップグルーブが付いているので滑り難くなっています。
グリップエンド付近のオレンジ色はブッシュの中でも視認しやすく、暗い中でもわずかに明るいこの色の部分を持てば怪我もし辛いです。

シースは樹脂製でヘッドの後方にあるオレンジ色のターンバックルを回して確実なロックができます。大きなループハンドルは持ちやすく、大きめのカラビナかパラコードなどでベルトから下げるのにも役立ちます。

総合的には、ヘッドバランスで刃厚があるので薪割性能も高く、シャープなエッジが付けやすいのでチョッピングや枝払いにも効果があり、軽量なので持ち運びもそれほど苦痛にはならないということで、斧初心者のキャンパーから林業従事者まで幅広く使えそうだと思います。
斧にアウトドアのステータス性も求めるのであればこれは少し違うかもしれませんが、機能面ではとても優秀な1本かもと思っています。

このモデルを実際に使っている動画です。


出典:Amazon

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ABOUT ME
metabon1975
2018年にユーラシア大陸横断 2019年にアフリカ大陸縦断を終えて日本へ帰国。 再度準備が整い次第、南米コロンビアから再スタート予定。 現在は旅先で増加した体重を落とそうと奮闘中。 今後はバイクツーリングやキャンプ記事を投稿します。