クッカー

【スノーピーク】アルミパーソナルクッカー4つの魅力と社外フライパンの最強タッグ|初心者ソロキャンパーからベテランまで|SCS-020R

クッカーって素材と形状が豊富でどれを選んで良いか悩んでしまう。ステンレスは丈夫だけど重いし、チタンは軽く丈夫だけど、炊飯にはむいてない。アルミは熱伝導がよくて炊飯にも向いている。種類が沢山あるけど、どれを買えばいいんだろう…。

結論として、「アルミパーソナルクッカー」は初心者からベテランまで一つは買っておくべきクッカーです。その理由と魅力について触れてゆきます。

こんな人に向いているクッカーです
  • 初心者ソロキャンパー
  • ベテランキャンパー
  • バイクキャンパー
  • ブッシュクラフター

憧れのユーチューバーが絶賛するアルミクッカー

キャンプ場で他の人と被る機会が多いアルミパーソナルクッカー。それだけ支持されているクッカーでもあるという裏付けだろう。当然、ソロキャンプ系インフルエンサーの影響もあるだろう。

ヒロシちゃんねる

元お笑い芸人でありソロキャンプの火付け役でもあるヒロシさん。彼の選ぶギアは「実用」と「無骨」を徹底しており、低価格でも実用性が高いギア選びは初心者にとっては参考になる。

Boomer outdoor

一泊一善の輪を広げようと日々啓蒙活動をしているブーマーさん。少し太めで可愛いキャラクター。YouTubeで人気を博している。個人的に彼のブッシュクラフト動画にハマっており、彼もアルミパーソナルクッカーを絶賛している。

一泊一膳の輪

一泊一善とは
野営地や無料キャンプ場で、
お金を支払わない代わりに
ゴミ拾いや焚き火跡の掃除など、
恩返しを行わないとキャンプができない、
個人的ルールである。

賛同者:Mr SYUさん

アルミパーソナルクッカー仕様(SCS−020R)

サイズ(L)φ148×75mm・フタφ157×33mm
サイズ(S)φ128×69mm・フタφ132×30mm
収納サイズφ155×100mm
容量(L)1,000ml
容量(S)780ml
材質本体/アルミアルマイト加工・ハンドル/ステンレススチール
重量485g
販売価格4,180円(税込)※メーカーHP
アルミパーソナルクッカー開封してみた(手抜き編集)

カスタマーレビュー

自転車に積んでキャンプに行ったり、軽トラの荷台に放り投げて林道や雪道を駆け回ったり。
最初はこの安いクッカーでいいやと思って買いましたが、このクッカーしか使っていません。
5年間使ってきました。マジでこんなに持つとは思いませんでした。

ご飯を炊いたり野菜を炒めたり、なんでもできます。
取っ手が曲がったり取れたり。おかげさまでもうボロボロですがまだまだ使っていきます。
これからキャンプを始められるみなさん、買っておいて損はないですよ!

出典:Amazon

他のアルミクッカーと比べて、厚み、重さがあり、直火でも安心感があります。蓋もちゃんと調理に使えます。EPIのチタントレー139が大鍋と小鍋の間にきれいにはまります。小鍋の中にはベルモントのチタンシェラカップ480FHが入り、ミニトランギアのフライパンが、大鍋の下にシンデレラフィット‼️。アルミ製品で調理し、チタン食器で食事する最強?セット。

出典;Amazon

今まで丸型飯盒と家で使っているフライパンや鍋でファミリーキャンプやグループキャンプをしていましたが、ソロキャンプも始めるようになって専用のクッカーを探している中でこの商品にたどり着きました。
某キャンプ芸人が使っていたり、色々なブログを見て散々悩んだ末購入を決めましたが、まさに買って損なしの1品でした。
湯沸かし、炊飯、鍋物等々、これがあれば大抵のキャンプ飯が出来ます。
難点があるとすれば蓋がフライパン替わりになりそうな形状ながら、焦げ付きやすさが半端ないので炒め物は別にちゃんとしたソロ用フライパンを用意したほうが良いかなというところでしょうか。
それがなければ満点間違いなしでした。
焚き火で使って煤がついて黒くなっていく様もまた味があってよいですね。

出典:Amazon

いろいろトータルで考えて,このアルミのクッカーはベストっぽい。まず小タイプは0.5合用の飯ごうとして使いやすいし,パスタもいける。素晴らしいのは焦げからの回復能力で,スポンジでこすれば元どおりになる点。フッ素加工やら何やらしてあると気を使うが,これは直火もいけるしガンガン使える。大の蓋はフライパンとして優秀な使い勝手だ。ポット兼サラ兼ナベ兼フライパン。しかも250サイズのOD缶がピッタリ収納できるので,ソロキャンプ には大変使いやすい。

出典:Amazon

アルミパーソナルクッカー4つの魅力

  • コスパ最強
  • 軽量コンパクト
  • 炊飯に優れている
  • ハンドルがステンレス

コスパ最強

日本の一流ブランドが3千円台で購入できるのはコスパが非常に高い。Amazonなどでは需要と供給で値段が決まるので、定価以上する場合は購入を控えよう。(正規販売価格は4,180円(税込)。

軽量コンパクト

カタログ値は485gだけど488gでした。アルミ素材はステンレスと比較するとアルミは半分以下の重さである。

炊飯に優れている

アルミは鉄の3倍の速さの熱伝導率とあり、白米炊飯や煮炊き料理が得意。白米が上手に炊くことができることが人気の秘密だろう。

ハンドルがステンレス

熱伝導率の高いアルミ本体。持ち手をステンレスであることで熱が伝わり辛いように作られている。但し焚火調理の際には手袋を忘れずに。

アルミパーソナルクッカー5つの不満点

  • 「重曹」のアルカリ性が苦手
  • 保温性が低い  
  • 焼き物が苦手
  • スタック中のガタつき
  • ハンドルのバタつき

「重曹」のアルカリ性が苦手

煤汚れで重宝している「重曹」だが、アルミクッカーには使わないようにしよう。表面の「アルマイト加工」を剥がしてしまうので注意。剥がれてしまうと焦げ付きがひどくなる。更に黒変化現象を引き起こし、黒ずみの原因となる。煤汚れの防止と洗浄方法を後述します。

保温性が低い(煮物料理は冷めやすい)

熱伝導率が高いということは外気温からも影響を受けやすい。煮物系を作って保温しておきたい場合には不向きです。

焼き物が苦手

Lサイズの上蓋で目玉焼きを焼いてみた

「油」を多めにつかってもすぐに煙が立ち上り、肉などは張り付いて焦げてしまう。弱火調整ができるガスバーナであれば目玉焼き程度なら綺麗に焼くことができる。

蓋がわりにしたのが近くにあったコーナンのアルミスキレット。アルミ素材に分厚いフッ素加工されて脅威の軽さを誇るスキレット。

コーナンアルミスキレットの3つの魅力
【焚火調理】コーナンアルミスキレットを勧める3つの魅力焚火で楽しむスキレット料理ってたまらない。中でもアヒージョ調理が大好きなんだけど、厄介なのが翌朝に「煤」で汚れたスキレットを目にした時の...

スタック中のガタつき

クッカー専用の袋が同封されてくるが、スタック中のクッカーがバラけてしまう。セリアの「食器バンド」が優秀なので後述します。

ハンドルのバタつき(うるさい)

手持ちハンドルのバタつき解消する簡単な修正方法を公開している方もいらっしゃるので共有します。

一緒に買うべき「社外フライパン」2選

Sサイズ:OD缶がスッポリ入る大きさ

個人的にアルミパーソナルクッカーの上蓋は小皿としては重宝するけど、簡易的なフライパンとしては役不足。火加減を間違えると必ず焦げ付いてしまう。

シンデレラフィットする社外「フライパン」2種

スタッキングしたクッカーの底に被せられるフライパン2種をご紹介。専用品のようにシンデレラフィットするので気持ちが良いので併せ買いがお勧め。更に持ち手が暴れる不満を解消する100均グッズを紹介します。

ごはんクッカープラス用フライパン(黒皮)

Skater(Live in Nature)アルミフライパン14cm

メタボン
メタボン
フライパンサイズが微妙に小さくてシンデレラフィットしなかった…。収納できるので許容範囲のレベルだけど。気になる人は「ごはんクッカーフライパン」を選ぼう。
非常に軽い。持ち手は樹脂が含まれるので直火では溶けてしまうので注意が必要。
クッカーの底側に収納してみるも、フライパンが若干小さいかったようだ。商品によってバラつきがあるのだろう。

【セリア】食器バンド(7cm、9cm)

スタッキング時のクッカー本体とハンドルのバラつきがきになる人は「食器バンド」が重宝する。

煤汚れの防止対策と煤落とし

ステンレスクッカーに付着した煤汚れ
ステンレスクッカーに付着した煤汚れ
煤落とし

「酢」をいれたお湯で30分ほど茹で上げる。全体が浸る水を用意して、水1リットルに対して大さじ5杯程度が適量。汚れがひどい場合には濃いめにしても良いだろう。

メタボン
メタボン
固形洗剤を外側に塗っておくだけで、煤がついても簡単に落とすことができるぞ。
焚火の煤汚れを落とす裏技【100均で買える重曹】ステンレスクッカー推奨脱・妄想キャンパーのメタボンです。 先日、こんなツイートをしました。 焚火で付くガンコな煤汚れって頭が痛いw 中性洗剤で洗...

まとめ

初心者キャンパーからベテランキャンパーまで全員が一つは持っておいて良いだろうと思えるクッカーとして紹介しました。他社製品にも良いものが沢山あって迷ってしまうかと思いますが、買っておいて間違いないソロクッカーです。

ABOUT ME
metabon1975
2018年にユーラシア大陸横断 2019年にアフリカ大陸縦断を終えて日本へ帰国。 再度準備が整い次第、南米コロンビアから再スタート予定。 現在は旅先で増加した体重を落とそうと奮闘中。 今後はバイクツーリングやキャンプ記事を投稿します。