先日、YAMAHA Motorcycle Dayでアンケートに答えたらRS4GPが貰えたので、4ℓ缶を追加購入して、オイル交換することにした。
備忘録として残します。
テネレ700のオイル交換目安は「10,000km走行毎」?
驚いたのが、上記のツイッターである。初回は1,000km時。2回目以降はなんと10,000km走行毎と信じられない程の間隔が空いてしまう。更にオイルフィルターは「2回目以降は30,000km走行ごと」となっている。
テネレ700になってから楽しすぎて、アクセルをラフに開けることが増えた。なので5,000km毎にオイル交換をすることにした。
オイル交換に必要な道具
- RS4GP(2.5ℓ)
- オイルフィルタ
- ラチェット(17mm、8mm)
- フィルターレンチ
- オイル廃棄パック
必要な道具から交換手順を解説!
【ヤマルーブ最高峰】RS4GP(10W-40)
ヤマハモーターサイクルDAYでアンケートに答えたらRS4GP(500ml)がもらえた。最高峰と謳っているので、交換後の走行が楽しみ。
ヤマルーブ RS4GPは、ヤマハ発動機のMotoGPレーシングチームにおいて技術開発されたテクノロジーを高次元でフィードバックしています。高負荷、高回転での過酷な条件に耐える油膜保持性、せん断安定性に優れ、長時間安定して高い潤滑性能を発揮します。高性能エンジンに適した、ヤマルーブシリーズ最高峰の高性能オイルです。
出典:YAMAHA
オイルフィルタ(デイトナ製:67926)
「テネレ700 オイルフィルタ」を検索するとデイトナ製(67926)が上位表示されたので購入。1,000円程度なり。
ラチェットレンチ(17mm,8mm)
- 17mm(ドレンボルト外し)
- 8mm (純正スキッドプレート外し)
フィルターレンチ(エーモン製)
ゴム手袋は何枚か持参しておくとよい。
ポイパック廃油処理箱(エーモン製)
今回は家庭用ゴミ袋(45ℓ)を二枚重ねにして、中には新聞紙を内部の壁面に貼り付けた。更に中に綿のワタを大量にいれて廃油を吸収してもらった。ゴミ袋の広い口が勢いよく出てくるオイルを取りこぼさない。
エーモン製のポイパック(2.5ℓ)を使うならば地面に広めに新聞紙を敷いておくと良い。
【テネレ700】オイル交換の手順を解説
我が家に嫁いできたのが2022年7月1日。確か走行8,000km程だった記憶なので、約3,000km程度走行したようだ。ギアの変速時に”ギュッ”という音と違和感を感じたので交換することにした。
以前所有していた旧型テネレ(単テレ:XT660Z)はドライサンプ。新型テネレはウェットサンプとなっている。
基本的にエンジン下のオイルパンにオイルを溜めるものがウェットサンプ、エンジン下部にオイルを溜めず、独立したオイルタンクを持つものがドライサンプと考えればよい。
出典:モーターファン様
【手順1】純正スキッドプレートを取り外す
合計4箇所のネジをラチェットレンチと8mmソケットで外してゆく。
そこ側にもネジがあるので、手で探りながら取り外そう。
【手順2】ドレンボルトを外してオイルを抜く
オイル交換前には暖気をするか軽く走行してエンジンを温めておくことで汚れたオイルを効率的に抜くことができる。
センタースタンドが無くてサイドスタンドのみの場合。車体を真っ直ぐに立ててあげると汚れたオイルが隙間を抜けて抜け出てくる。
新品のドレンワッシャーに交換しよう
オイル交換する際には新品のドレンワッシャーへ交換しておくと安心。ヨーロッパで交換した時に砂が噛んでオイル漏れした経験がある。
【手順3】オイルフィルタを交換しよう
フィルターレンチで古いオイルフィルターを取り外したところ。写真撮影を忘れたので割愛します。
新品オイルフィルターをねじ込んでゆき、最後はフィルターレンチを使って規定のトルク(35N・m)で締め付ければよい。自分は手ルクでやってる(手の感覚)。
【手順4】オイルを注入する
オイルフィルター交換なしだとエンジンオイル量は(2.3ℓ)、今回はオイルフィルター交換をしたので(2.5ℓ)を入れます。
その後は、何度か小分けして追加してゲージを目安に調整します。
写真では小さくて見えないだろうけど、エンジンを切って上下のゲージ内に収まっていることを確認できたら終了。
規定量のオイルを入れたら、スキッドプレートを逆の手順で戻して終了。4箇所のボルトは手間がかかるけど、全体的に軽くしめてから最後に4つを締め切ろう。
ODO:11,482km(2022年10月29日)