2012年に起きた事件。朝のニュースでも流れていて、30箇所以上に渡り滅多刺しにされた凄惨な事件。当時、葬儀社に勤めていた私は朝一番のニュースに驚き、海外ツーリングでのリスクを知る事件となった。
葬儀を通じて世界一周を決めた
数日後、勤めている葬儀社へ依頼が舞い込む。これもご縁なのか、ご葬儀をお手伝いすることになった。告別式の朝、柩の中の彼とご対面をしていると、不思議と世界一周したいと強く思ってしまった。彼の死を通じて、強い決断にもなった背景もあり訪問することにした。
現場はどこ?
訪問にあたり現場情報がなかったので、殺害犯が住んでいた村であろうジュプヘゲンへ立ち入って情報を探った。主犯2名は既に出所していると聞いていたので、運悪く殺害犯と会う可能性もあるなと少し緊張しながら行動した。
ロシア人男性が案内してくれた
村の食料品店で話を聞いてみるが、殺人は知ってるけど現場まではわからないとのこと。田舎町なのか電波状態が悪く、グーグル翻訳も活躍してくれない。ローカル保存した彼のロシア語版ニュース記事の画面キャプチャ画像しかない。困っていると、一台の車がすれ違う。手を振り、停車して説明を試みた。無事、意図を汲んでくれて案内をしてくれた。
現場は白樺生える美しい場所だった
ご覧の通り、美しい野原が広がっている。
一昨年、知人が石を建ててきたと聞いていたが、しばらく発見ができなかった。
しかし動画撮影を終えたタイミングで見つけることができた。知人への画像共有にて確認済み。
右下の石がそう。
一昨年前には名前が書いてあったが、雨風で消えてしまったようだ。
殺害現場の入口付近に建っている。
もし、今後ロシア入りして通過する方がいれば、ぜひ手を合わせて欲しい。近いうちにブログ記事にしますが、このエリアが特に治安が悪いということでは一切ないです。自分の肌感覚で言わせてもらえるならば、他のエリアと変わらないです。
現場情報