【モンゴル】走行

やばっ、モンゴルってこんなに悪路だったの!?

カラコラムを出発してアルタイへの中間地点となるバヤンホンゴルへ到着した。当日は野営する気満々だったのでスーパーで買い出し。

買物を終えるとバイクに人だかりができていた。なんとここでもモンゴルのテネレ乗りにであう。相手も急いでいたので写真を撮りそこねた。彼からの情報でアルタイまで217kmがオフロードと教えてもらった。

先に進みガソリンスタンドで給油に立ち寄るが、古臭いガソリンスタンドにて給油。ガソリンが臭い気がしたので途中で給油を切り上げた。その先にもガソリンスタンドがあると思い込んだことが後悔する羽目になる。

明日はいよいよオフロード突入ということで、テントを張って早々に就寝した。

が・・・突然の暴風雨に見舞われて寝るどころではなかった 笑。

※暴風雨の様子は動画みてね

 

走行ルート

結果、グーグルマップで引かれているルート通りではなかった。Sygicアプリでアルタイを目指したが困惑の連続。道が何本もあるからどちらに向かって行っていいか分からないのだ。特にアスファルト建設中につきアルタイ方面へ向けて伸びている。その右側なのか左側なのか分からないのだ。工事現場の人に聞くが理解に至らない。自分は左側に沿って行った。結局、200kmどころか300km以上走行する結果になった。コンボイが通る道は自家用車ルートと違うのかもしれないな。ガソリンスタンドなんてないから予備タンク積んだ方が安心できるぞ。

 

 

実は道中あまり写真撮影していない。というかあまりの悪路に転倒した。そこへ偶然にもコンボイの運転手が助けてくれた。

ピンチ到来

この先、腰くらいまでの深さの川があるよと教えてもらう。オフロード初心者の自分にとってはハードルが高すぎる!!かといってここまでの道程を戻ることも酷だ。頼み込んで、川はトラックのに乗せて渡ることで話がまとまった。積載量が多いのでリュックとトップケースを預けることにした。

待ってくれないトラック達

オフロード走行に不安しかないメタボン。言葉が通じないモンゴル人運転手達に向けて「スロー、スロー」という簡単な英語を交えながら身振り手振りでゆっくり行って欲しいと説明すると運転手達は笑顔でわかった!と返してくれて一安心。

モンゴル人の気質なの!?

さて、出発の段になると、横一列に並んでたトラックは一斉にスタートする。早い者が先にでる具合。まるでレースしてるみたい。あのね・・・今言いましたよね?まだ、グローブもヘルメットもはめてないんだけど。待つ気配が一切ない。独り文句を言ってても始まらないので、ヘルメットの紐も締める余裕なくアクセル全開にして追いかけた!

もう苦行。あまりの悪路で車体が振られてしまうので、数十キロに渡りスタンディングポジションを強いられた。深い砂場にタイヤをとられてあえなく突っ込み転倒したのが一回。泥沼でスピンが3回と散々だった。

置いて行かれる不安

5台のコンボイを最後尾で追いかけてると色々な不安が浮かんでくる。ここは見渡す限り人っ子一人いない荒野。数時間前まではヤギが草を食べて居た草原は消え枯れ草が残った砂利の大地。

もし、転倒して大怪我してもコンボイ達は絶対に気がつかずに彼方へ消えていく。見渡す限りの荒野で人工物は何も見当たらない。病院へ運んでもらうことも絶望的。

もし、パンクしたらどうしようと不安になってくる。預けた荷物の中にパンク修理道具が入ってる。これまた途方に暮れてしまう。

だからね、もう必死だったよ。転倒覚悟で4台目と5台目の間に強引にカットインした。これで俺が転倒したら5台目は先に進めないってわけ 笑。

自分に必要なのは2つのスキル

・運転スキル

・メンテナンススキル

これは俺の弱点なんだな。だから不安が幅を利かせてくるんだ。

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ABOUT ME
metabon1975
2018年にユーラシア大陸横断 2019年にアフリカ大陸縦断を終えて日本へ帰国。 再度準備が整い次第、南米コロンビアから再スタート予定。 現在は旅先で増加した体重を落とそうと奮闘中。 今後はバイクツーリングやキャンプ記事を投稿します。