バイカル湖で野営

バイカル湖で野営

バイカル湖の思い出

スマホの写真を整理してたら、オリホン島での野営写真が出てきた。

懐かしい写真www

この穏やかな湖面とは裏腹に前日は崖近くで転倒した事が

忘れられない思い出となっている。

TenGerテンマクデザイン

TenGerテンマクデザイン

 

オリホン島の崖付近で転倒

オリホン島で転倒した

オリホン島で転倒した

ロシアへ入国して、まだ日が浅く野営も不慣れだった頃。

周囲の人目を避けて奥地へグングンと入り込んだ矢先に転倒。

地面は丘の斜面になっていて結構な角度で傾斜していた。

悪いことに谷側に向けてバイクは転倒してしまったのだ。

更に足元は柔らかい土であった事が困難を増すことになった。

幸い柔らかい土のおかげでバイクも身体も無傷だった。

時計を見ると時間は既に夕方4時半を回っていた。

やばい、日が暮れる!!

先ずはバイクを持ち上げることが先決だった!

トップケースと反対側のパニアケースを外す。

意を決して挑戦するが、半分まで持ち上がるけど、

それ以上先に押し上げきれない…。

ん〜撃沈www

気持ちを切り替えて、人に助けてもらうことにした。

人目を避けてきたので周囲は人の気配が一切ない。

流石に荷物は持っていけないので、

大事なパスポートとクレカをポッケに忍ばせた。

飲みかけのミネラルウォーターを持って歩き出す。

2、3の丘を越えて島の幹線道路へ向かって闊歩する。

いや〜遠いんだよね。

バイクならすぐなんだろうけど。

陽は傾いてきているが日中の日差しの余韻も残って暑い。

持参したミネラルウォーターもあっという間に飲み干してしまった。

視線の先には1台、2台と土煙を上げてロシア製のワズが走り去る。

一応、両手を上げて手を振り、大声で叫ぶが気付くわけない…。

余計に疲れただけだった。

1時間ほど歩いただろうか、やっと島の幹線道路へ到着した。

砂利の上に腰を下ろして疲れを癒しながら車の到着を待つ。

待っているとき時間はいつもより長く感じる。

15分くらい待っただろうか…。

一台の日本車が土煙を上げて向かってくる。

道の中央に立って両手を挙げて強引に制止したw

向こうも何事だろうかと驚いただろうね。

止まってくれて安堵していると、

運転席から爺さんが顔を出してきた。

止まってくれて感謝はあるが頼りなさを予感した。

でも文句は言えないし、スマホの充電が10%を切ってる。

更に圏外という最悪な状況に陥っていた。

頼みのGoogle翻訳が使えないし、ジェスチャーで行くしかない。

指さし会話帳をタンクバックに入れっぱだったことを後悔した。

身振り手振りで意思疎通

転倒場所は幸いグーグルマップで画面キャプチャしてある。

画像を老夫婦に見せるが、何処なのか場所がわからない。

老夫婦はロシア語で会話をしているが婆さんが乗り気でない。

この場になって断られないか心配になってくる。

ふと、太陽を見ると先ほどよりもかなり傾いていた。

お爺さんの肩を叩いて、転倒した方向へ指を指した。

必死な形相を汲んでくれたのだろう、後部座席へ座るように指差された。

老夫婦は一言二言会話して無言になった。

指さした方向に伸びる”わだち”へ車を侵入させた。

困った、困った、全然わからないw

爺さんも、気を利かせて知っている場所を巡るがどれも違う。

覚えていた筈の方向も車が回転するからわからなくなった。

やべー、どうしよう…。

やがて頼みの綱だったスマホの充電も切れた。

最後のわだちを進んでいくと記憶にある風景が広がる。

前方には倒れてる我が愛車。

やっと、見つけたのだ!

早速、2人で持ち上げるのだがやっぱ無理。

爺さんは腰痛持ちだった。

絶妙なタイミングに2台の車が現れて向かってきた!

車内にはモンゴル系の若者が5人もいる。

立ち往生している我々をみて笑顔で助けてくれた。

先ほどまで不機嫌だった婆さんに気持ちを包む。

今度は明るい表情になったw

若者達にお礼をしてるうちに老夫婦は去っていた。

彼らも湖畔で野営だったようで、

”一緒にどうですか?”と誘われ快諾。

2枚の写真は翌日の朝撮影したものである。

長文失礼しましたw

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