【茨城・千葉】絶品ハゼ天から夢結び大杉神社、ライダーの聖地SHOEIまで巡る霞ヶ浦〜印旛沼ツーリング!
まいど、メタボンです✨
霞ヶ浦の湖畔に佇む東屋で一夜を明かしたキャンプの夜。朝目を覚ますと、空は抜けるような快晴!心地よい湖の風と清々しい朝の光に包まれて、今日は最高のツーリング日和になりそうな予感です☺️

前回の記事では、アルコールストーブでお湯を沸かして淹れた朝のホットコーヒーをじっくりと飲み終えたところから、我々の旅は再スタートします。

今回は茨城から千葉の佐倉・八千代・柏方面へと向けて走り出します。絶品グルメ、きらびやかな神社仏閣の歴史、さらには世界が注目するドジった柴犬の聖地まで、御利益とドラマに満ちた旅路が始まります!
霞ヶ浦の朝は早い!ボート屋が営む「水神屋食堂」で朝食

朝一番に向かったのは、霞ヶ浦の目の前に佇む「水神屋食堂」。琵琶湖に次ぐバスフィッシングの聖地としてアングラーが集まる霞ヶ浦。
この周辺には多くのボート屋が並んでいますが、この水神屋食堂もボート屋を運営しており、その顧客サービスの一環として早朝から食事の提供を始めたようです。


なんと早朝の「朝5時」から元気に営業中!朝早くから行動するライダーにとっても、これほどありがたい食堂はありません。

糖質オフしている自分は、「ハゼの天ぷら」と「豚の唐揚げ」の単品を注文。タケヤンは「エビの天ぷら定食」をチョイス。
最初に運ばれてきたのは、自分が頼んだハゼの天ぷら単品でしたが……、山盛りの丼ご飯が鎮座していました(笑)。
すかさずお店のお母さんに「ご飯抜きで注文したのですが」と伝えました。デブだから大盛りご飯を食べると思ったのかもしれませんねw

続いて「豚の唐揚げ」が運ばれてきました。少し焦げ臭い匂いが漂っている…。口に運ぶと、案の定、苦味を感じます。どうやら高温すぎる油で豚肉自体も水分が抜けて少し硬くなっていました😭

「うーん、完食が大変かも……」と思っていたところに、マヨネーズと七味唐辛子を持ってきてくれました。相棒に一枚シェアして、なんとか完食です。

一方、ハゼの天ぷらは衣がサクサクで最高です。もし、水神屋食堂を訪れることがあれば、迷わず「天ぷら」を注文することをおすすめします!

ハゼ天ぷらもシェアして食べ比べ✨
水神屋食堂へのアクセス
日本で唯一の夢結び大明神「大杉神社」の社殿

朝食でお腹を満たした我々は、「大杉神社(おおすぎじんじゃ)」へと移動し、本日最初の目的地へ到着しました。
ここは日本で唯一「夢結び大明神」と称される神社で、あらゆる願い事を「結んで叶えてくれる」として知られる最強のパワースポットです。
神社の入口にそびえ立つ大きな鳥居の前に来ると、まず目を引くのが左右に配置された2体の巨大な天狗像(鳥天狗)です。
向かって左側の天狗は「参拝者の願い事を神様に届ける」役割を担っています。そして、向かって右側の鳥のようなクチバシを持つ天狗は、届いた「願い事を実際に成就させて叶える」役割があるそうです。

一歩境内に足を踏み入れると、その豪華絢爛な社殿の造形に一瞬で魅了されました。
色鮮やかな極彩色と黄金の煌びやかな装飾は、まるで「日光東照宮」を連想します。

境内を散策していると、境内社のひとつである「大国(だいこく)神社」に辿り着きました。ここは「にっこり大国」の愛称で親しまれており、古くから商売繁昌や金運向上の神様として非常に厚い信仰を集めています。
数多くの経営者を成功に導いてきただけでなく、宝くじの高額当選者が祈願に訪れたことでも度々メディアに取り上げられる、まさに金運の最強スポットです。







「勝馬神社」は競馬ファン・勝負師の聖地!

境内をさらに南東の奥へと進むと、何本もの赤い鳥居が連なる「勝馬(かつうま)神社」が静かに鎮座しています。
「競馬の神様・勝負事の神様」として絶大な信仰を集めています。かつて大杉神社では昭和初期まで、毎年4月に境内で本物の競馬が開催されていた歴史があります。
さらに、日本中央競馬会(JRA)の「美浦トレーニングセンター」が近くにあることから、多くの競馬関係者や勝負師が勝利を願って参拝する特別な聖地となっています。

この勝馬神社で最も驚くべき見どころが、幹の一部が完璧に「馬の頭(横顔)」の形をした奇跡のご神木です。
2019年の強い台風の際、大木の太い枝が折れてしまい、その断面が年数を経て偶然にもこの形に変貌したという、まさに大自然が生み出した神秘の造形です。
最強の魔除け「桃」のパワーと木馬遊び

大杉神社の中を歩き回っていると、社殿の壁面や扉の彫刻、石像など、いたる所に「桃」のモチーフが隠されていることに気がつきます。
日本神話(古事記)では、黄泉の国から命からがら逃げ帰る伊邪那岐命(イザナギノミコト)が、追いかけてくる化け物に桃の実を3つ投げつけたところ、化け物たちが退散したという有名なエピソードがあります。
古来より桃には「強力な邪気を払い、悪疫を退散させる霊力がある」と信じられてきました。

境内の一角にハンドルと足のステップがついた「馬の玩具」が置かれています。「大人が乗っていいの?」と不安になりながらも、童心に帰って跨ってみた。

おっ、上下に動くと前進する💡
足をのせて体重をかけてみると、馬がガタゴトと前進し始めました!この予想外のリアルな動きに、思わずテンションが跳ね上がります(笑)。

続いて跨ったタケヤンは、足を大きく広げながら「うーん、ダカールに比べたら足つきは良いかも!」とバイクと比較していました。「バイク馬鹿」は最高の友達です。

桃の魔除けとピンクの風鈴を土産に購入しました☺️
大杉神社へのアクセス
戦争遺構「鹿島海軍航空隊跡」とゴジラの聖地

続いて向かったのは、「鹿島海軍航空隊跡」です。ここは昭和13年に開隊された日本最大規模の水上機訓練基地の跡地です。
有料で内部を見学できる施設ですが、「数日前の豪雨の影響で、敷地内の水没箇所が多数あり、見学できないエリアが多いです」と説明を受け、今回は見送りました。

ここ鹿島海軍航空隊跡は、アカデミー賞を受賞した大ヒット映画『ゴジラ-1.0』にて、幻の戦闘機「震電」の格納庫シーンの撮影地として使用されました。

映画『ラーゲリより愛を込めて』や『映像研には手を出すな!』、人気バンド「Spitz」や「Omoinotake」のミュージックビデオ撮影地としても非常に有名です。

廃墟ファンや歴史好きだけでなく、多くの聖地巡礼ファンが訪れる隠れた人気スポットとなっています。
鹿島海軍航空隊跡
ライダーの聖地「SHOEI HELMET PARK」

さて、「SHOEI HELMET PARK」へやってきました。じっくりと体験コーナーや展示を見て回ることにします。
特に驚いたのが、1階から2階へ上がると、圧倒的な迫力を放つ「ヘルメットタワー」です。

130個以上のヘルメットが積み上げられ、近未来的な異空間が演出されてます。実際に立ち入ることが可能で、映えスポットになるでしょう。
2階「ミュージアム」には、MotoGPで大活躍するマルク・マルケス選手をはじめ、エディ・ローソン、ウェイン・レイニー、加藤大治郎、阿部典史といった往年のレジェンドライダーたちが実際に着用した「本物」のヘルメットやレーシングスーツがズラリ。




さらに、1963年製の最も古いサイクルハット、陸海空の自衛隊ヘルメットなど、歴史的なアーカイブは圧巻のひと言です。

タケヤンがかつての愛車を思い出しながら、少年のように興奮するのも頷けます。

現行ヘルメットがづらりと並んでいる。頭の形に合わせてフィッティングしてくれます。

1人一枚と限定されているステッカーをゲットした✨
SHOEI HELMET PARKへのアクセス
東日本一の御神木「麻賀多神社」

続いては、千葉県成田市台方にある「麻賀多神社(まかたじんじゃ)」に参拝しました。
今から約1700年前に創建されたと伝えられる非常に歴史ある神社で、成田周辺にある18の麻賀多神社の総本宮です。
まず圧倒されたのが、本殿の左奥に雄然とそびえ立つご神木の「大杉」です。

この大杉は、樹齢約1300年から1400年、幹の太さ約9メートル、高さなんと約40メートルという規格外のスケール!
また、本殿の奥には「天日津久神社(あめのひつくじんじゃ)」があります。ここは神道家の岡本天明氏の予言書とされる『日月神示(ひつきしんじ)』が降りてきた場所として全国のスピリチュアルなファンには名高い神域です。

拝殿の奥にある本殿は、五穀豊穣や産業、子どもの健康を守る「稚産霊命(わくむすびのみこと)」が祀られています。

社務所は毎月1日と15日のみ開かれるため、大杉の枯れ枝で作られた大変貴重な「勾玉(まがたま)」や限定の御朱印をいただけます。

タケヤンも賽銭をケチらず投下w
麻賀多神社に隠された「六芒星」と「皇室の菊」の謎



由緒正しき「麻賀多神社」の境内を歩いていると、皇室と同じ「十六菊紋」、そしてもうひとつは西洋の六芒星(ダビデの星)や桔梗のようにも見えるミステリアスな星形の紋章。
なぜ、謎めいた紋が並んでいるのでしょうか?
1. 六芒星の正体は、古来の魔除け「麻の葉紋」 六芒星に見えるあのマークは、神社の名にもある「麻の葉」を図案化した神紋です。
2. 皇室「十六菊紋」が掲げられる理由 麻賀多神社の御祭神は、伊勢神宮に祀られる神様(豊受大神)の「親神」にあたります。極めて格式と血統の尊い神社であるため、皇室と同じ菊花紋が使われているそうです。
麻賀多神社へのアクセス
【印旛沼】佐倉ふるさと広場のオランダ風車

印旛沼のほとりにある「佐倉ふるさと広場」へ立ち寄りました。この広場には、本格的なオランダ風車「リーフデ(De Liefde)」がそびえ立っています。
観光用の風車ではなく、オランダ国内で製造され、建設された「本物」。風の力を使って実際に大きな水車を回し、水を汲み上げることができます。

週末には風車の内部に入ることができます。タケヤンは2階へ上がっていきましたが、「土足禁」だったため、1階で待機することにした(笑)。

巨大な羽根の回転を水車に伝えるための、極めて重厚な「木製の噛み合い歯車」が視界に入ります。

風車の頭部は、その日の風向きに合わせて回転制御されているそうです。

ミフィーがこちらを覗いてる✨
風車の丸窓から覗く印旛沼の穏やかな風景も、なんとも異国情緒あふれる美しさでした。
世界が愛する柴犬「かぼすちゃん」の記念銅像

風車の近くに、あの世界的に有名な暗号資産「ドージコイン(Dogecoin)」のモデルであり、柴犬「かぼすちゃん」のモニュメントが佇んでいました。
かぼすちゃんは実はここ佐倉市在住で、この銅像は彼女の18歳の誕生日を記念して、世界中のファンからの寄付によって佐倉市に贈られたのだそうです。

世界を虜にした「流し目」が再現されており、一緒に暮らしていた猫の「つつじちゃん」が手を伸ばして、優しくかぼすちゃんにタッチしている様子が描かれています。
オランダ風車へのアクセス
ユーカリが丘オートバイ神社と、親友に誓う交通安全

続くは、佐倉市のユーカリが丘に新しくできた「ユーカリが丘オートバイ神社」へ向かいます。
ここは2024年8月に開所したばかり。「全国オートバイ神社第30号」および「カブの駅第44号」のダブル認定を受けている。

正直、最初に見たときは「小さな祠だけか、もう少し風情があっても良いのにな……」と辛口な感想を抱いてしまいました。
写真を撮影していると、「SobaCafe3〇1」のボランティアの方が、「ぜひ中でお茶していってください!」と声をかけてくれました。

案内され店内に足を踏み入れました。入口付近には大きなドラムセットをはじめ、様々な楽器が所狭しと並んでおり、夜はバンド演奏なども行われているようです。

店内では冷たいノンアルコールビールを注文し、マスターと少しお話しさせていただいたのですが、そこで語られたこの神社の設立秘話を聞きました。

実はこのオートバイ神社は、マスターの幼馴染が25歳の若さでバイク事故によって命を落とされた悲しい経験から作られたものでした。
「これ以上、悲しい事故で涙を流すライダーを増やしたくない」という強い願いから、この神社を建立されたのでした。ここに集まったお賽銭などの浄財は、すべて交通遺児等のための基金に寄付される仕組みになっています✨

因みに、開所式の際、神様に命を吹き込む神事(御霊入れ)を行ったのが、先ほど立ち寄った成田の「麻賀多神社」の宮司さんだったそうです。

1980年のスーパー株です。中にはステッカーなどグッズも豊富。
スーパカブの聖地となってます✨
ユーカリが丘オートバイ神社へのアクセス
歴史の哀愁と宮司の二輪愛が宿る「七百餘所神社」

ユーカリが丘を後にし、続いて八千代市にある「七百餘所(ななひゃくよしょ)神社」へ向かいました。
この「七百餘所」という社名の裏には、戦国時代、米本城が太田道灌によって落城させられた際、城主と家臣の「700人余り」がこの地で自刃を遂げたという、歴史伝説が刻まれています。

そんな歴史の哀愁を今に伝える神社ですが、現在は「全国オートバイ神社第48号」に認定され、多くのバイカーに愛される神社となっています。

この神社がバイカーに熱く支持される最大の理由は、宮司さんが筋金入りの情熱的なライダーだからです。

大変希少な昭和の「自転車オートバイ(エンジン付きの自転車)」が大切に展示されており、二輪車の長い歴史にワクワクしてきます。

『週刊バイクTV』の元MCであり、多くのライダーから愛されるロックンライダー「マヒト(末飛登)」さんの写真が飾られていました。
2025年5月のオートバイ神社開所式の際、マヒトさんが司会を務め、この小さな神社に200台以上のバイクと350人を超えるライダーが大集結したのだそうです。

七百餘所神社へのアクセス
柏の杜オートバイ神社とユニークなモニュメント

「千葉オートバイ神社巡り」の総仕上げとして、最後に柏市にある「柏の杜(かしわのもり)オートバイ神社」へ向かいます。
ここは二輪オークションを運営する「BDS柏の杜会場」の敷地内に、2021年のバイクの日(8月19日)に建立された、由緒ある「全国第5号」のオートバイ神社です。
ライダーの交通安全と旅の交流拠点として作られました。

ここの見どころは、祠の目の前に鎮座する、全長55センチほどの非常に精巧な「石造りのバイク」。
細かいエンジンのフィンやマフラーの造形まで石から削り出されてます。

また、同じ敷地内には「モトム神社」や、祠の前にはゴルフ上達祈願の「ホールインワン神社」といった、遊び心あふれる祠が並んでいます。

柏の杜オートバイ神社へのアクセス
オフロードの聖地「ダートバイクプラス柏」でニーブレス選び

以前から行きたかった「ライコランド・ダートバイクプラス柏」。オフロード用品に特化したショップで、オフロードパーツやライダープロテクターの品揃えが非常に豊富なことで有名です。
今回の目的は、膝の怪我を防ぐための本格プロテクター「POD K4」のサイズ合わせでした。
店員さんに、「DOAへの参加、林道ツーリング等だと、ニーガードとニーブレスのどちらを選ぶべきでしょうか?」と相談しました。
「膝のひねりや不自然な方向への曲がりを防ぐためにも、長い目で見れば絶対にニーブレス(ニーブレス型)をおすすめします」
また、私であれば「M/Lサイズ」で大丈夫とのことで次回購入することにしました。
また、すぐ隣にある「買取専門の別館」にも足を運びました。ここには中古のバイクパーツが豊富に並んでいます。
林道で破損してしまったタケヤンのBMW・F650GD(ダカール)の予備カウルやサイドスタンドがないか目を凝らして探しましたが、さすがに珍車パーツは見当たりませんでした。
しかし、店内には古着のオフロードジャージやプロテクター類も格安で並んでおり、サイズさえ合えばまさに「掘り出し物の山」のような、ワクワクする空間でしたよ✨
ダートバイクプラス柏へのアクセス
ツーリングを終えて
今回の房総から茨城、千葉の佐倉・柏への旅も、タケヤンと共に楽しい時間を過ごすことができた。
かつて一緒に海外の過酷な道を共に切り拓き、アフリカ大陸を巡った。こうして無事に日本に帰ってきてからも、「あの時の道は大変だったな」とか、思い出を語り合える親友がいることは、僕の人生で最も大きな幸せの一つです。
日本を出発するときには一緒に行く約束なんてしていなかったのに、不思議な「ご縁」で強く繋がり、今でもこうして一緒に走っている。
相棒、また行こう(完)

