走行動画ダイジェスト版
前日、ウランウデに向けて走っていたが、250km手前のペトロフスクにて終了した。今回はその続きとなる。
様々な変化
旅はウラジオストクに始まり、ハバロフスク→モゴチャと進み、アブ襲撃にあったが、明らかに数が減っている。代わりにコバエが周囲に舞うようになった。血を吸うアブよりもコバエの方が可愛いものだ。日本と同じテントウ虫も見たな。
牛の放牧風景に驚いていたが、それが日常になった。ウランウデに近づくにつれてヤギと馬の群れを目撃することが多くなってきた。
道にも変化が現れた。平坦で真っ直ぐな道が続いていたが、ウラン・ウデに近づくにつれて、湾曲した大きな川が増え、上下する急カーブも増えてきた。又、幹線道路脇の風景も地面が隆起して地層が見られて新鮮な気分。
ゴラ・スピャシー・レフ
突然、目の前に現れた絶景。写真には映ってないが、山に登ることもできるぞ。バイク旅だからこと立ち寄れた場所。
昼飯タイム
手持ちの現金を全て使い尽くしてしまい、ガソリンスタンドで購入した水だけ。予め買っておいたインスタント麺でやり過ごす
羊は草を食べ、俺はインスタント麺をすする。アブがいなくなりとても快適。
もう牛は見飽きたとおもうが、1枚パチリ。バイクを停車すると、こちらの様子を伺っている。エンジンを切ってしばらく様子を伺っていると牛の緊張も和らいだようだ。
すると、後方から日本車がゆっくり近ずいてきて、横に停車した。少し緊張感が走ったが、運転手を見ると満面の笑みをこぼして握手を求めてきた。次々に車から出てくる4人。顔つきがモンゴルの血を継いでいるようだ。年齢は20歳前半くらいかな。しばらくバイク談義をして別れた。
ウランウデへ到着
寄り道せず、宿泊予定のゲストハウスへむかった。
宿に到着すると、1人のトルコ人ライダーに出会った。風貌が只者ではないので、近づいて話しかけてみた。すると、先日まで日本全国をツーリングしてきたという。浅草の写真をみせてもらい盛り上がった。彼は既に世界各国を巡り尽くし自国へ戻るところだという。合計21ヶ月間かけてまわったようだ。
記念に1枚パチリ。
色々な方々との出逢いは大切にしようと思った。
次はイルクーツクへむけて出発します。
お楽しみに!パカ。